社内開発に踏み出すための3日間。社内開発スタートプログラム オンラインライブ授業開催レポート
こんにちは!G’s ACADEMYの大堀です。
2021年1月末にデジタル変革者養成BIZコース 社内開発スタートプログラムのオンラインライブ授業が実施されました。
この記事では、BIZコースの目玉であるオンラインライブ授業の雰囲気をお届けします!
そもそもBIZコースとは
日本マイクロソフト株式会社とG’s ACADEMYが共同開発した、企業のDX推進人材育成を目的としたオンラインコースです。
実務に直結させるために、ポジションにあわせた二つのプログラムを提供しています。

各プログラムはwithコロナに最適化させ、6か月間いつでも受講可能なオンデマンド動画学習と、他の受講生とコミュニケーションを取りながらリアルタイムで学習していくオンラインライブ授業で構成しています。

受講生はまず初めにオンデマンド動画で基礎を学習したのち、オンラインライブ授業でより実践的に学んでいきます。
社内開発スタートプログラム オンラインライブ授業風景
社内開発スタートプログラムのオンラインライブ授業は、全日三日間で開催しました。
チームでのアジャイル開発に関する全体的な話を中心に、日本に4名しかいない「Microsoft Regional Director」に任命された国内を代表するクラウドネイティブ企業のオルターブース代表小島淳講師がワークショップを織り交ぜながら講義を進めます。
「あえて難しい言葉をそのまま使います。当然わからないことがでてくるのでぼくの講義をさえぎってどんどん質問してくださいね」と、小島先生自身も伝え、分からないところはZOOM上でどんどん質問が発生しながら講義が展開していきます。
一日目は開発と運用が一体となり協力し合って開発する『DevOps』を実践していくために、インプットを中心とした構成です。

「リーンソフトウェア開発ってなに?」「そもそもアジャイル開発とは?」など、開発内製化に必要な知識のインプットから始まります。後半は実際に全員でAzureを触り、ハンズオンで学習をします。

受講生の皆さんはグループで実際に開発にチャレンジする形で一日目は終了です。
二日目はワークショップ中心の構成です。
アジャイル開発の全体像を一日目に学んだうえで、どのようにアジャイル開発を社内に導入していくのか、仮想プロジェクトの企画を通じて実際に体験します。
それぞれが初見のチームメンバーとプロジェクト立ち上げに挑戦しました。
チームビルディングから始まり、ディスカッションしながら企画を進め、最終的にプレゼンまで実施していきます。
「プロジェクトで解決すべき本質的な課題を定めきれない」「開発優先度を定めきれない」「まとめてプレゼンまで順調にたどり着けない」など、様々な課題に直面しながら、同じチームの仲間と試行錯誤し、進めていきます。
プレゼン後は小島先生からのフィードバックに入ります。
「ここはこうした方がいいです」「この部分が実はアジャイル開発の中でとても重要なんです」など、実際の企画に対して、どんどんコメントをいただきます。
半日頭をフル稼働するような、大変なワークショップではありますが、自分達で立てた企画の、どの過程が重要だったのか、何を意識すればもっと良くできたのか、皆さんそれぞれが気づきを得ていた様子でした。

三日目はクラウド導入に関するワークショップが中心です。
内製化を実現するためには、ビジネスの設計から見直していくことが重要です。また、DXの中核をなすクラウドを導入するためにはビジネス戦略とクラウドに対する理解の両方が求められるため、最終日は開発前段階の課題に踏み込んでいきます。
最終日も一,二日目に引き続き、ワークショップを中心にこれらと向き合っていきました。
実際の受講満足度
3日間通算17時間のオンラインライブ授業では、
全体を通じてDevOpsの全体像の理解および導入前の計画フェーズ、個別プロジェクトの企画フェーズ、開発フェーズそれぞれをワークショップを通じて向き合いました。
ただ聞いているだけではなく受講生も主体的に頭を使ってコミュニケーションもとっていくワークが盛りだくさんだったため、大変だったことは間違いなしですが、アンケートの結果はご覧の通りです。

*受講満足度アンケートは5段階(5:満足∼1:不満)で実施しています。
3日間のオンラインライブ授業受講者の声
―難しい用語もそのままお話いただけることで、授業内でとったメモを参考に授業後でも調べることができるので、大変有難かったです。(建設業界、30代、男性)
―難しい内容も例や事例を交えて解説していただけたところが非常にわかりやすかったです。ありがとうございました。(フィットネス業界、20代、男性)
―小島さんのお話を伺うと常に自分の知識不足に驚きます。非常に有益な内容をいつもご提供いただき感謝申し上げます。これからもっと成長していくためにも今回いただいた内容を繰り返し、前に進んでいきたいと思います。ありがとうございました。(小売業界、30代、男性)
―3日間とても勉強になりました。ありがとうございました。聞きたいことがたくさんあり過ぎるのと、まだまだ自分のレベルが低過ぎて、何から聞いて良いのかわからず、なかなか質問できなかったです。今月から大手(?)企業のDX推進チームに加わったのですが、他のメンバーの話しを聞く限り、内製化という考えはなく、データを扱う会社に外注しようとしているのが現状です。それをどうにか変えていくための知識をもっと付けていきたいと思います。また小島先生の講座等あれば参加させてください!引き続き宜しくお願い致します。(人材、40代、女性)
―今日の授業を受けて素直な感想としては「強くなりてー!!!」でした!同じクラウド化でも5つのR、5Rとそれぞれの種類とメリデメを把握することができ、また導入企業側からみたときのリプレースのハードルを把握することができ、とても勉強になりました。また、チーム編成についても今のチームにおいて課題となる点が多く、とても参考になりました。いきなりすべてではなく部分的に要素を取り入れていこうと思います!(IT、30代、女性)
次回のオンラインライブ授業は7月13日。
ぜひこちらからお申込みください!