《開催レポート》
「GLOBAL GEEK AUDITION 2024 Autumn」が無事、閉幕。
こんにちは、ジーズアカデミーのPRチームです。
去る2024年11月13日、ジーズアカデミーの一大イベントである『GLOBAL GEEK AUDITION(以下GGA)』をTokyo Innovation Baseにて開催しました。
15組が登壇した今回のGGA。本記事では、熱狂のうちに閉幕した当日の様子を結果もあわせてお伝えします!
「セカイを変える、5分間。」イベントへの想い
GGAは、ジーズアカデミーの卒業生たちが、卒業制作を持ち寄って競い合うプロダクトデモデーです。プロダクト発表の場であると同時に、投資先スタートアップを探すVC・投資家や、エンジニア採用をする採用担当者、ビジネスアライアンス担当者とのマッチングの場でもあります。
このGGAから生まれる新たなサービス・プロダクトは、多くの関係者からの注目を集めてきました。一番最初の開催は、2015年の10月。そこから約9年間、毎年開催しており、これまでの卒業生の実績として、起業数は110社・資金調達の総額は157億円を突破しています(2024年11月時点)。

どれほど優れたアイデアでも、形がなく、世に知られなければその価値は発揮されません。
私たちジーズアカデミーは、自らの力でセカイを変えようと行動するジーズ生たちが、このイベントを皮切りに人生が変わって起業したり、色々な会社で新規事業をはじめたり、エンジニアとして就転職していったり。まさに人生を変えていく5分間をみなさんにお見せしたい、そんな想いでGGAを開催しています。
初めての会場で、新たな参戦者と
Tokyo Innovation Baseは、世界中のイノベーションの結節点として、多様な人々がつながりあい、革新的なアイデアやテクノロジーで社会を前進させる挑戦者を生み出す場。
そんな国内外からスタートアップやその支援者が集い、交流する一大拠点で卒業制作デモデーを実施することで、より高いシナジーを生めることを期待し、今回GGAとして初めてTiBで開催させていただきました!

また、今回のGGAから、新たにジーズアカデミーの女性起業家育成プログラムADA(エイダ)コースの卒業生も参戦しました。全登壇者の情報はこちらをご参照ください。
今回も例年通り、投資家や企業のみなさまから「サービス面」「技術面」それぞれを5段階評価でご投票いただき、総合順位を発表しました。以下、上位3組の受賞者をご紹介します。
第3位:愛の誓いを明文化するAIリーガルテック「なぷしゃる」
第3位を受賞したのは、ADA(エイダ)コース1期生の黒平さんのプロダクト「なぷしゃる」でした。

サービス点:1.739 | 技術点:2.174
※「1」に近いほど高い評価を得たことを表しています。
参加企業からは「アメリカ人の友人には明文化した契約書を書いて結婚している方が多いですので実感があります。日本人に需要を喚起できるかがキモになる企画ですね。」「国際結婚だと、契約は重要だと思うので、海外ではすごく良いサービスだなと思いました。」などの評価を頂きました。
第2位:フラダンス振り付け自動解析アプリ「Hula Note」
第2位を受賞したのは、東京DEVコース27期生の平下さんのプロダクト「Hula Note」でした。

サービス点:1.741 | 技術点:1.963
参加企業からは「業界への愛が伝わる素敵なプロダクトでした!解決する課題も、当事者として考えられるのは強いと思いました。」「目線がダンサーのペインにちゃんと当たっており、問題を解決できるアプリになっていると思いました。同じようなペインを持っている業界がありそうなので、拡張性を視野に入れながら開発できたらもう一段上のアプリになると思います。」などの評価を頂きました。
第1位:ペアレント向け幼児教育サポートアプリ「ai-tot(アイトット)」
今回のGGAで栄えある第1位を受賞したのは、ADA(エイダ)コース1期生の志村さんのプロダクト「ai-tot」でした。

サービス点:1.600 | 技術点:2.033
参加企業からは「事業としてもプロダクトとしてもしっかりと仕上がっており、都心の意識の高い中~高流層においては一定ニーズもあり事業としては成立しそうだなと思いました。」「子育てしながら、キャリアも諦めたくないママたちにすごく需要があると思います。ママ同士の口コミサイトは色々あると思いますが、AIで適宜指示がもらえるのはすごく面白いと思いました。」などの評価を頂きました。
Delight Ventures賞
今回のGGAより、起業家の創出と成長支援に注力する独立系ベンチャーキャピタル『デライト・ベンチャーズ(本社:東京都渋谷区)』より、「デライト・ベンチャーズ賞」を協賛いただきました。
登壇者の中より選ばれた受賞者は、1,000万円の検証費用提供や出資ありのデライト・ベンチャーズ主催プログラム「Vチャレ」及び「VチャレTech」への参加権利が与えられます。そしてなんと今回は、2組(!)の登壇者を選出いただきました。
1組目は、東京DEVコース27期生・田内さんのプロダクト「おさかなハぅマっチ?」。

Delight Ventures社・審査員の永野様より、「卸業のDXはすごく可能性がありそうで投資テーマとして興味深いです。実家が鮮魚店を営んでいたという原体験があり、課題の解像度が高いことがアドバンテージになるだろうと思いました。市場の大きさがどのくらいあるのかまだ分からない部分ではありますが、ほかの鮮魚店や八百屋などでも検証したいと感じたので、今回選出させていただきました。」とのコメントを頂きました。
2組目は、東京DEVコース27期生・倉本さんのプロダクト「Oshi Info」。

Delight Ventures社・永野様より、「かなりトリッキーな選び方をしたとは思っているのですが、倉本さんも原体験があるという点と、順当に選ぶと難しそうなテーマではありますが、プロダクトが完成度高く作り込まれていたことや、推し活として入り口になりそうだと感じたので、こちらもお金を使ってどのくらいユーザーの熱狂感が生まれるのかを検証できたら、面白い結果が得られるのではないかと思い選出させていただきました。」とのコメントを頂きました。
オーディエンス賞
GGAでは、企業のみなさまからの審査とは別に、一般参加のみなさまに「最も応援したい一組」を投票いただき、オーディエンス賞を選出しています。
そして今回、オーディエンス賞に選ばれたのは、東京DEVコース27期生・星さんのプロダクト「LRights」でした。

受賞後、星さんから「びっくりしています。このままポジティブに日本を明るく元気にしていきたいと思います。ありがとうございます!」との受賞コメントを頂きました。
終わりに。「全力で走り抜く感動が至上」
受賞されたみなさん、本当におめでとうございました!
GGAは単なるビジネスピッチの側面だけでなく、人生をプロダクトに載せてセカイを変える挑戦を始める。そんな人々が産まれる瞬間を目の当たりにするイベントです。この舞台が、登壇者たちの挑戦を突き動かす後押しになっていることを願っています。
TiBで初開催となった今回のGGAは、法人50社を含む、300名を超える方々にご観覧いただき、盛況のうちに無事閉幕することができました。
GGA開催に際し、運営にご協力くださったすべての方、そして登壇者の挑戦を応援してくださったすべての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。次回のGGAでもお会いできることを楽しみにしています。
