COLUMN

《イベントレポート》
現場管理者から起業し、
コンテスト優勝。
“プライドを脇に置き、
続けていくことが新しい発見になる”

日本最大級のスタートアップコンテスト「IVS LAUNCHPAD SaaS 2020」で決勝ラウンドに進んだ14社中、見事優勝を果たした注目のスタートアップ「カミナシ」。

同社創業者の諸岡 裕人さん(以下、諸岡さん)は営業マンとしてキャリアをスタートし、その後家業である食品工場やホテル、空港などの現場でオペレーション業務を経験されてきました。

プログラミングとは遠く感じるような「現場の最前線」で活躍されてきた諸岡さんが、なぜエンジニア起業家養成スクール・ジーズアカデミーの門を叩いたのか——


創業の経緯からジーズアカデミーでの日々、ピッチコンテスト優勝、そしてこれからの未来への想いまで、諸岡さんのストーリーを聞かせていただいたオンラインイベント「カミナシ創業者が語る 創業から優勝、そして未来へ」。

プログラミングを学ぶとは何か。異業種からプログラミングを学ぶときに大切なこととは何か。今回は1月28日に開催したイベントの一部をお届けします。

諸岡 裕人 株式会社カミナシ 代表取締役

諸岡 裕人 株式会社カミナシ 代表取締役

Hiroto Morooka

慶応義塾大学経済学部卒業。リクルートスタッフィングに入社し営業職を担当。その後、家業であるワールドエンタプライズ株式会社に入社し、食品工場やホテル、空港などの労働集約の現場でオペレーション構築に携わる。
エンジニア起業家養成スクール「G’s ACADEMY」にてフルタイム総合LABコースを卒業後、2016年12月に株式会社カミナシを創業。ノンデスクワーカーの業務を効率化する現場改善プラットフォーム「カミナシ」を開発。
2020年12月に開催されたIVS Launchpad SaaSで優勝を果たす。

山崎 大助 G’s ACADEMY 学校長/デジタルハリウッド大学院教授

山崎 大助 G’s ACADEMY 学校長/デジタルハリウッド大学院教授

Daisuke Yamazaki

28歳でアパレル業界から未経験からエンジニアとして転職。現在はMicrosoft MVP(Bing Maps Development)のフリーランスエンジニアとして、研究・活動が認められ米Microsoft公式サイトに日本人では初めて掲載される。
@IT、日経ソフトウエアなど数々のメディアで執筆を手掛け、日経PC21「名作フリーソフトを訪ねて」でも自身の開発したアプリが選出するなど、多方面で活躍。

他の誰でもなく「自分のチカラで世界を変えていく」ことが身についた
諸岡さんが起業に向けて行った「たった4つのこと」
諸岡さんが起業に向けて行った「たった4つのこと」

諸岡さん
起業に向けてやったことは「たった4つだけ」なんです。
まずは行動し続けること。とにかく行動しました。そして勢いの波に乗って、小さな実績をひたすら作っていきました。その段階で学校長の山崎先生がたくさん褒めてくれたんです。それで自信がついて、また次の行動につながっていったように思います。

——プログラミングの学びを通して「作ること」だけではなく、そのための「行動」が身についたと語る諸岡さん。まさに、ジーズのミッションでもある「自分のチカラでセカイを変えていく」ための歩みを実感できたそう。

しかし、その歩みを進め続けることができたのは、自らのチカラだけではなく、山崎先生に褒められたことがモチベーションになっていたからだと当時を振り返られました。「作り上げたいサービスと向き合い続けられる先生や仲間」というコミュニティの存在が大きな後押しとなっていたようです。

諸岡さん
行動するときのポイントは、自分を脇に置いて図々しくやること。誰よりも恥をかくんです。いろいろな人に連絡して話を聞いて、行動して間違って怒られて、潔く謝る!(笑)

自分を脇に置いてそれらを続けていくことが、また新しい発見につながるんですよね。同時に忘れちゃいけないのが一人で抱えこみすぎず、すぐ助けを求めること。これも大切なことですね。

先生の「応援」や相談できる「仲間」がいたからやり抜いてこれたと話す諸岡さん
先生の「応援」や相談できる「仲間」がいたからやり抜いてこれたと話す諸岡さん



「なぜ起業したいのか」の想いが大切。自分としっかり向き合って振り切ること。

今回のイベントは完全オンラインでの開催。後半の山崎学校長とのパネルディスカッションの時間には、チャットが約50名の参加者からの質問で溢れかえりました。


“ 起業したいけれどアイディアが見つからない人はどうしたらいいでしょうか? ”


山崎学校長
あらためて大切だなぁと思ったのは「近くの人の困っている声を拾うこと」ですね。

僕自身も個人でフリーソフトを開発しているんですけれど、かなり前ですが、営業職の方が仕事中に用途別で複数のアプリを立ち上げなくちゃいけないことを困っていて、だったら一つのアプリで実現するものを作っちゃえばいいじゃないかと。

それで、実際にアプリを作ったんですよ。そしたら世の中の人に喜んでもらえたし、あらためてそのようなアプリの需要に気づくことができたんですね。

アイディアは身の周りに転がっている。普段自分が見逃している新しいプロダクトのきっかけって山ほどあるんだなと。アイディアによっては、自分も同じような経験があるから、作りこめるってのはありますね。


——自分ごとだけにとどまらず、相手の困っている声に耳を傾けること。自分ができることと、相手の課題が重なったときに新たなアイディアが見つかる。そんな山崎学校長の言葉に諸岡さんが続けます。


諸岡さん
おっしゃる通りですね。アイディアって、アンテナを立てていたら見つかるんですよ。なので僕自身も起業当時は、「紙」が使われている場面を探し続けていましたね。

あと、これは僕の意見ではあるのですが、起業のアイディアって原体験がなくてもいいんじゃないかなとも思うんです。山崎先生と同じで、今目の前の方が困っていることをネタにやることだってできるんですよ。

加えて、「なぜ起業したいのか」の想いが大切だと思っているんです。時価総額の高い企業を作りたいのか、自分のやりたいことをひたすらに突き詰めたいのか……。

自分が「なぜ起業したいのか」の想いとしっかり向き合って振り切ること。それを見て見ぬ振りをして後回しにしていると、事業計画自体が大きく変わっちゃってあとで苦労することになります。
「自分自身が起業に求めること」の腹決めは早くした方がいい。その方が方向性が定まって、いい意味で楽になるんじゃないかと思います。



受講生だった頃の諸岡さんに思いを馳せながら質問に答える学校長 山崎
受講生だった頃の諸岡さんに思いを馳せながら質問に答える山崎学校長


質問はその他にも、


「今のカミナシのアイデアはどの段階で明確に固まったのか知りたいです」
「起業に向けて、G’s Academy在学中をどのように活用されたか教えてください」
「創業時に最初のメンバーはどのように集めましたか?」
「VCの方とはどうやって繋がったんですか?」

など、本当にたくさんの質問が寄せられ終始大盛り上がりだった本イベント。



未経験から「事業を創るためのプログラミング」を身につけ、仲間とともに切磋琢磨し、最後は自らのチカラで起業へと歩まれた諸岡さん。記事では紹介し切れなかった貴重なお話の全容は、ぜひ以下のYouTubeよりご覧ください。





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