メンターの視点から見たG’s ACADEMYとは?
エンジニアや起業家として、多方面で活躍をしているG’s ACADEMYのメンター陣。
彼らはなぜメンターとしてG’s ACADEMYに関わるようになったのでしょうか?
そんな疑問を深いところまで踏み込んで聞いてみよう!というのが『Why meインタビューシリーズ』。
インタビューの中では、メンターのバックグラウンドや体験談に加えて、G’sのCREDO(7つの行動指針)を絡めて、メンターとしての感じる「G’sらしさ」についても語ってもらいました。
★CREDOとは?― G’s ACADEMYの7つの行動指針01 Cool, Geek, Act with Passion
02 好奇心で自走せよ
03 体感こそ知識、体現こそ知恵
04 DCAPで動き、Deployにこだわれ
05 常識や権威ではなくミッションで選べ
06 全力で走り抜く感動が至上
07 Always Ask “Why me?”
G’s ACADEMY(以下 ジーズ)には、卒業制作期間があります。その期間中にプロダクトやサービスに対してアドバイスをしてくれるメンターという方がいて、有名企業やフリーランスで活躍される方が手伝ってくれています。
今回はメンターという立場から見るジーズらしさについて聞いてみました。
ジーズアカデミー メンター 長峯広雅さん
―長峯さんのご経歴とジーズに関わるようになったきっかけについて教えて下さい。
長峯さん:大学卒業後に友達と1年だけ起業しました。その後に業務フローや技術を身につけたいと思いLINE株式会社に入社しました。
あらかじめ3年間と期限を決めて、LINEにいる間はiOSエンジニアとして働きました。まだLINEにいた頃に、外部の勉強会に参加していく中で、勉強会の参加者からジーズが講師を探していると聞いたのが最初のきっかけです。
その後LINEを辞めたことをFacebookに書いたら、待ち構えていたかのように児玉さんからDMが来たんです。そこでまずは児玉さんとお話しをして、そこでメンターの打診をされました。元々教えることは好きだったのでメンターのオファーを受けました。
―なぜメンターをやってみようと思ったのでしょうか?
長峯さん:ジーズの方針に共感したからです。ジーズは勉強する場というよりは、起業するためにプロダクトを作るところというイメージがありました。やる気のない人はやめてもいいというスタンスが自分自身のやり方と合っていたので共感できましたし、自分のやり方でメンタリングできると思いました。また講師ではなくメンターとしてだったので、入りやすかったという面もあります。講師に比べればメンターは時間的な制約が少ないので。講師は授業の準備などで時間がかかるので、仕事をしながらは大変だということもありました。
―長峯さんが考える、メンターのやりがいとは何でしょうか?
長峯さん:メンタリングをしたあと、その先につながっている人がいてくれているのがやりがいとしては大きいですね。例えばアプリを開発してユーザー開拓しているとか、就職してiOSエンジニアとして開発に携わっているとか、(ジーズの講座が終了しても)何かしらの分野で活躍している人がいるのがやりがいですね。
―メンターとしてメンティーに期待することはあるのでしょうか?
長峯さん:とにかくプロダクトを完成して欲しいです。途中で諦めずに最後まで走り切って欲しい。
手段は問わないし、工数不足ですべてを実装できないこともあるとは思いますが、「まず人に見せられるもの」を作ることが大切だと思っています。
―特にジーズやジーズ生と関わる上で意識していたことがあれば教えて下さい。
長峯さん:メンタリングで意識してきたことは、週に1回はFace to Faceで話す時間を作ることです。
面談の場でだからこそできる話というのはあると思っています。あとはSlackで随時質問してもらうことですね。完成にたどりつくために、週1回のミーティングの合間をSlackでのコミュニケーションで埋めるようにしています。わからないことがあったらすぐに聞いてもらうようにしてもらっています。
―ジーズのCREDOの中で通じるところがあるなと感じられるものはありますか?
長峯さん:2つあるのですが、まずは「03 体感こそ知識、体現こそ知恵」ですね。アプリなどを作っていれば、自然と(プログラミングやサービス開発の)勉強につながっていると思っています。
それから「06 全力で走り抜く感動が至上」です。メンタリングする上でも、個人としても、やりぬくことを大切にしています。ですから、これも自分としてはしっくりきますね。
―長峯さんが思うジーズらしさやジーズのよさはどんなところだと思われますか。
長峯さん:クレドがまさにジーズを象徴しているものかなと思います。
ジーズらしさは選んだクレドの2つに現れていて、ジーズの良さはそれらがちゃんと実行できているところです。ジーズではやりたいことと目指しているものが一緒になっていると感じられるからこそ、自分もメンターとしてメンタリングができるのだと思います。
それから勉強会やイベントを主宰しているところにもベンチャー精神があると感じるし、それらも含めてジーズらしさだと思います。
―お話をお伺いしていて感じたのですが、長峯さんは元々独立心が旺盛だったのでしょうか?
長峯さん:
そうですね。起業や独立をしたかったのは確かです。
大学を卒業したら就職しなきゃとは思っていましたけど、なんとなくしっくりこなかったので。ちょうど友達(大学の同級生)が起業したのに合わせて、起業することになりました。
元々親からは高校を卒業したら就職しろと言われていたんです。だけど自分はどうしても大学にいきたかった。その時に自分自身で問題を解決しなければならないと思ったんです。なので全部自分で先に決めて、親にはすべて決まったあとで事後報告していました。親に頼らない生き方を選んだらこうなっていったたようです。でもその経験を通して、自力でやっていかなきゃいけないという意識は芽生えたのかもしれませんね。
―事後報告とはすごいですね。親御さんは長峯さんの決断に対して、反対したりしなかったのでしょうか?
長峯さん:すべてが決まったあとで報告していたので、もう親は諦めていたようです(笑)
―長峯さんが今後個人として目指す姿を教えて下さい。
長峯さん:目標は大きく分けて二つあります。
一つ目はキャリアアップについてです。しばらくは完全に個人で仕事をしていくという状態にはなり切れないので、業務委託で仕事していくことになると思っています。でもその中でも何かしらキャリアアップということについて考えなくてはいけない。まずはリーダーシップを伸ばしていきたいと考えています。これは自分以外の人がいる環境だからこそ出来ることだと思っています。
二つ目はプロダクトリリースしているので、MVPを作って、市場にマッチしているか検討して、ユーザー数を伸ばしていくことです。いずれは事業を立ち上げて、人を入れて拡大していきたいし、海外展開もしていきたいと思っています。スポーツコミュニティーをやりたい人運用したい人のマッチングサイトを作っているのですが、スポーツはどこの国でもやっている人がいるものなので、スポーツ事業で国内及び海外展開をしたいと考えています。
―最後にこれからジーズに入学される方に伝えたいメッセージをお願いします!
長峯さん:ジーズアカデミー は起業家精神がある学校だと思います。
起業家という言葉だけ聞くと華やかなイメージがあるけど、実はすごく地道なことの積み重ねだったりします。起業家は地道なことをしつつも、大きなビジョンも持っている。
大きなビジョンは達成するためには何年という単位かかるので、それを頑張れる人にとってはジーズはとてもいい環境だと思います。
そしてジーズに入って、ジーズを卒業することを目標にしないで、大きな目標を達成するために、ジーズがあればより近づけるものと捉えた方がいいと思います。
ジーズを卒業した後もプロダクトの開発や事業を続けて欲しいので、ジーズがあることによって、それらがよりつながっていくものとも考えて欲しいですね。
<さいごに>
ジーズにはサービスやアプリは制作して世の中に出してこそ、という考え方があります。
長峯さんはインタビュー中にしきりに「やり抜くことが大切」とおっしゃっていました。
ジーズはまさに「やり抜くため」の環境が整っているところです。
ジーズを存分に利用して、ぜひとも世界を変える人になって頂きたいと思います。
長峯さん、この度はお忙しいところインタビューにご協力頂きまして本当にありがとうございました!