初の東京校・福岡校合同開催『Global Geek Audition vol.15』の結果はいかに!?
こんにちは!G’s ACADEMY TOKYO PRの菅谷です。
先日2020年6月11日に受講生の半年間の集大成であるGlobal Geek Audition(以下、GGA)が開催されました。
この記事では、G’s ACADEMY史上初となる東京校、福岡校との合同でのGGAの様子をレポートします。
新しくセカイを変えようと晴れ舞台に立った受講生たちの姿をご覧ください。
また、今回は開発者向けのWebメディアCodeZine様より取材をしていただきました。
取材の内容はコチラ→「新規プロダクトを投資家にプレゼン、ジーズアカデミーの「GLOBAL GEEK AUDITION vol.15」グランプリは?」
■東京DEV15期・福岡LAB2期・福岡DEV4期による「Global Geek Audition」
今回はG’s ACADEMY史上初となる東京校・福岡校合同での開催です。今までぶつかることのなかった東京・福岡それぞれの優秀作品が初めて同じリングに上がります。
イベントは新型コロナウィルスの感染防止のため、最小限の会場参加者とZOOMから視聴されるオンライン参加者とに分かれての開催です。
当日は150名を超える企業・投資家が会場またはカメラの向こうから審査の目を光らせます。
登壇者・運営スタッフ関わらず異様な緊張感が漂う中、初の東京福岡合同での「Global Geek Audition」の幕が開きました。
東京の会場から参加する登壇者と福岡からZOOMを通して参加する登壇者が入り交じりながら、半年間の成果と熱い想いをプレゼンしていきます。
「自然に配慮したテイクアウトサービス」、「英語教育の現場で使用できる教師向けサービス」、「トラックドライバーとコンビニの駐車場等のスペースをマッチングさせるサービス」など想像力あふれる企画が目立ちました。
半年間仕事と両立させながら自分の課題・プロダクトに向き合った成果を5分間のプレゼンテーションにぶつけていきます。
■GGAの結果を企業からのコメントと共に発表
第1位 : 塚田哲也・富治林希宇(東京DEV15期)
地域のお仕事(清掃業務)と地域の人がつながるマッチングサービス「COSOJI」
コンセプトムービーはコチラ→動画リンク
地域の住民と不動産オーナーを清掃業務を通じてつないでいくマッチングサービス。すでに事業のテストを進めており、具体的なユーザーの声を拾いながら改良を重ねた点が高く評価されたようです。
富治林さんのビジョンは掃除だけにとどまらず、今後は清掃業務以外の不動産業界が抱える課題を解決し、不動産オーナーや管理会社と地域の住民とをつなぐ活動をされていくとのこと。応援しています!
投資家・企業のコメント
・「古い不動産業界に⾵⽳を空けてほしいです」(投資ファンド担当者)
・「地域の中で助け合うというビジョンに共感します。検証も進められており、納得感がありました。 掃除以外にも展開しやすく、魅⼒的です。私の地域では⾼齢化もあり、⾒守りサービスへの転⽤もできそうだなと思いました。」(企業採用担当)
・「すでにチームもあるのが素晴らしいです。詳しくお話し聞きたいです。」(企業代表取締役)
第2位 : 中原玄太・中村洸太朗(東京DEV15期)
AR技術を使い空間に紐づいたその場所に想いや伝言を残しシェアするサービス「space memory(スぺメモ)」
AR技術を使い空間に想いやテキストを残しシェアすることができるサービスです。遊び心と実用性を兼ね備えたARサービスで、今回最高の技術評価を得ました。
空間に想いをメモのように残したいという中原さんと、空間にメモを残すことで工事現場の作業者がスムーズにコミュニケーションすることを実現させたい中村さん。お互いの想いを合体させ、作り上げた力作です。
投資家・企業のコメント
・「知的な障がいを持っている⽅を雇⽤しているオフィスにおいて、お仕事の⼿順などを可視化することができるので、業務をスムーズに伝えることができる気がしました。」(企業投資担当)
・「今回の技術と発想を異業種に展開したいです」(企業投資・アライアンス担当)
・「記憶や想い出は⼈⽣においてとても⼤事なものだと思っています。それ故、⾮常にいいサービスだと思いました。」(企業採用担当)
第3位 : 榎本太一(東京DEV15期)
トラックドライバーとコンビニ等の待機場所をつなぐマッチングアプリ「TRUCK STAND 」
トラックの待機場所問題というニッチではありますが深刻な課題を持っているドライバーのニーズと、駐車場スペースを貸し出したいコンビニやガソリンスタンドの潜在ニーズを同時に解決するサービスです。
5年以上物流業界にて施設設計に従事されたキャリアを活かした斬新な着想が評価されました。
投資家・企業のコメント
・「業界の課題にそった素晴らしいサービスだと思います︕」(企業代表取締役社長)
・「業界知⾒に基づき検討されており、リアリティを感じました。物流業者からすると、待機場所確保のための新たなコスト発⽣にようにも思われたのですが、コストを払ってでも適正な待機場所を確保したいニーズがありそうでしょうか。その他、⾊々と詳細を伺いたいと感じました。」(企業投資担当)
・「待機場所提供者側の問題が解決すれば、コロナ禍の環境においてもとても有効なサービスかとも思います。」(企業代表取締役社長)
GGA総合得点の上位3名は東京校のDEV15期が占める結果に。
第4位 : 叶隆之介(福岡LAB2期)
英語を話せる生徒を育成する、教師向けツール「Voice Tank」
公立中学の英語教師として自身が長年抱えていた「教育現場で英語を話す機会が少ない」という課題を解決するEdTechサービスです。
投資家・企業のコメント
・「⾮常に未来志向で共感出来ます。」(企業投資担当)
・「本当に使えるスキルを⾝につけられるとても良いサービスだと思いました︕他の分野にも応⽤できそうです教育⾯ね。で強い課題意識を持っている⾝として、将来何かコラボレーションができたらとも思いました︕」(企業採用担当)
総合5位 : 湊谷光博(福岡DEV4期)
営業マンの副業を促進するクラウドソーシングアプリケーション
副業実施率7%という営業職の副業活動の少なさを課題に感じ開発したプロダクト。営業マンの副業促進と企業の人材不足解消を同時に解決します。
投資家・企業のコメント
・「他と⽐べると画⾯等の完成度が⾼いと思いました。競合も多い領域なので、差別化ポイントも⼤事になっていきますね。」(企業代表取締役社長)
・「営業をアウトソースするのはとても合理的ですね。⼿伝う側の⼈も本業のついでにできるところも魅⼒的です。私も活⽤したいです︕」(企業採用担当)
■DEV15期卒業式の様子をお届けします
今回の卒業式では、新型コロナウィルス感染防止のため会場だけではなく自宅からオンラインで参加される方もいらっしゃいました。
コロナの影響を受けて中々思うようにプロダクト開発できなかった時期もあったかと思います。
それらを乗り越えて、6ヵ月経ち迎えた卒業の日は皆さんにとって大切な日となったのではないでしょうか。
卒業式の最後には、DEV15期担任のゆんちゃんによるスピーチ。
はじめての担任、はじめてのGGAで何もかも分からないところからDEV15期を支えてきました。
15期の躍進を見守りながら、ゆんちゃんも多くのことを15期の仲間たちから学んでいったことでしょう。
互いにリスペクトしあいながら、仲間たち全員が成長しあえる。そんな力をDEV15期のコミュニティは持っているんだなと私は式を通して感じました。
これからも、ジーズのコミュニティの中で切磋琢磨できる仲間であり続けてください!
皆さん、半年間お疲れ様でした!
そして、ご卒業おめでとうございます!