フルタイム総合LABコースで学んで3か月。チーム開発プロダクト発表会、開催!
こんにちは、G’sスタッフ梅川です。
この度、2022年4月に入学されたフルタイム総合LABコース13期生の「チーム開発」発表が行われました。
ほとんどの人が未経験からプログラミングを学んで3か月弱の中、4~5名でチーム開発に挑みます。
開発期間は10日。入学してからは、ずっと個人で課題のプロダクト制作に取り組んできているため、チームで1つのプロダクトを作るのは、これが初めてです。
完成したプロダクトを、最後は受講生全員と講師・チューターの前でプレゼンし、「技術点」「サービス点」をそれぞれ投票して順位をつけます。
それでは、順位順に発表されたプロダクトを見ていきましょう!
第5位
チーム名:Decade
プロダクト名:Decades
プロダクト概要:健康を維持するのに大切なことといえば、食事、睡眠、運動です。これらを維持するのに役立つアプリです。具体的には、食事の管理ページ、仲間とともに運動や食事の目標を立ててシェアしたりコメントする機能を実装しています。
自分自身の体調不良もあり、限られた期間とリソースの中で、優先順位をつけながらスケジュール管理をするのが大変でした。また、チーム開発ならではの技術的、思考的な難しさもありましたが、メンバーとはめっちゃ仲良くなり、「みんなでなら、遠くまで行ける!」を感じられたのが良かったです。最終的に、それぞれの個性が発揮されて、全員が同じく必要なピースとなって作品を作り上げることができました。
チームリーダープロフィール
・年齢:43歳
・経歴/業界:飲食業界の零細企業で、教えてくれる上司・先輩のいないデジタル担当(すべて独学)
・目標:飲食業界の働き方をかえるような、DX化を進めるサービスを提供したい!
第4位
チーム名:Kenta-and-pleasant-friends
プロダクト名:レンタル家族
プロダクト概要:「兄弟/姉妹が欲しい」「温かい家族のいる体験がしたい」といった、家族にまつわる願望を、3D空間で架空の家族を演じることで、満たしていくプロダクトです。一人暮らしにもおすすめ。
誰もやっていないこと、チーム開発でしかできないことをやろうと思っていました。そこでチームメンバーの誰も触れたことがないUnityに挑戦しました。Unityの習得もそうですが、特にGithubと連携するのが大変でしたね。クラスで受けたGithubの内容ではカバーしきれなかったので、チームで解決していきました。完成まで逆算してスケジュールを立て、全員で共有して進行していったのですが、初見から作業を割り振ったり、メンバーと接しながら進めるのは初めてでとても為になりました。
チームリーダープロフィール
・年齢:31歳
・経歴:金融
・目標:年内に、構想している事業のサンプルプロダクトを作り上げる
第3位
チーム名:アナボリック〜Anabolic〜
プロダクト名:アナボリック〜Anabolic〜
プロダクト概要:日々不足している想像力(イマジネーション)を鍛えるためのプロダクトです。二つの画像を組み合わせてテーマに合ったものが出来上がるよう、どんな画像を組み合わせればよいのか考え、想像力を養っていきます。
企画を定めるところが大変でした。最初は一人ひとりの意見を聞いて考えていたのですが、どれも今自分たちができる技術の枠内で考えてしまっていたんです。そこで、「やりたいこと」をベースにアイデアを出してもらうことにしました。その中の意見をみんなで深掘りしていって、どうやったらできるかのアイデアを積み重ねて完成しました。 私は仕事で人をまとめるという経験をしたことがなかったのですが、メンバーに事業企画の経験者がいたので、その人のディスカッションの進め方が非常にためになりました。
チームリーダープロフィール
・年齢:29歳
・経歴:webサイト制作
・目標:就職、ジムにまつわるアプリを作りたい
第2位
チーム名:スイミー
プロダクト名:コエミルのーと
プロダクト概要:高齢者・家族・デイケアサービス事業者をコエ(音声)とミル(文章、グラフ、介護)でつなぐ新しい形の連絡帳です。高齢者にボイス日記をつけてもらい、言いよどみなどを分析することで不調を察知し、適切な支援につなげます。
制作するプロダクトを決めるのが一番大変でした。他のチームでは、「特定の技術を使いたい」「こんなサービスを創りたい」等の理由から決めていました。ただ、自分たちのチームには、明確に「これが作りたい!」という考えの方がいなかったため、私が得意な領域の中で、各メンバーも関心があるプロダクトを作ることにしました。制作中は、メンバーがそれぞれ得意領域を発揮してくれたので、互いからの学びがありました。
チームリーダープロフィール
・年齢:26歳
・経歴:金融メディア
・目標:web3.0関連で起業
第1位
チーム名:Can男
プロダクト名:KAO GAME
プロダクト概要:お題に合った表情をシェアするSNSです。「飼い猫に逃げられた顔」などお題に沿った表情で写真を撮ります。それを投稿すると、いいねをもらうことができます。同じお題で投稿した写真にランキングがつけられます。他のSNSにシェアすることも可能です。
技術的な挑戦をしました。フロントエンドはFlutter、サーバサイドはpythonと、講義では扱っていない言語を使っています。苦労しましたが、progate、Youtube、公式ドキュメントを読み込み、どうにか乗り越えることができました。開発環境の構築などチーム開発ならではの大変さもありましたが、一方で、チームの雰囲気はとてもよかったです。Slackで報告があれば、神スタンプを付けるなどお互いを支え合っていました。また、新しい言語に取り組んだことで、1つの言語を知っていれば、他の言語も挑戦しやすいことを身をもって知ることができ、成長を実感しています。
チームリーダープロフィール
・年齢:26歳
・経歴:商社
・目標:起業
どれも面白く、あっという間に発表の時間が終わってしまいました。
実は、チーム開発以前に、JavaScpiptを学び終えたら、各々が好きな制作物を発表するJavaScpipt選手権、PHPが終わったらPHP選手権と、個人が制作し発表をする場がありました。
しかし、今回は言語の指定も無く、複数人での開発をどう進めていけばよいのか、右も左もわからない状態から開発期間がスタートしました。新しい言語に挑戦したり、共通の課題を見出して企画にしたり、チームによって取り組み方は様々でしたが、どのチームもしっかりとプロダクトを作り上げ、発表まで漕ぎつけました。
以前、卒業生の方が、「G’s ACADEMYは私にとって『みんなで一緒に遠くに行ける場所』です。」と表現していましたが、まさに、その意味を感じられた10日間だったのではないでしょうか。
この次は、各々の卒業制作プロダクトに応じて、好きに講義を選択するDEPLOYPHASEに入ります。
次はどんなプロダクトが誕生し、ひいてはセカイに飛び立っていくのでしょうか……。次回はGGAでピッチする姿を見れるのが楽しみです!
カリキュラム内容や、その他の課題の内容について詳しく知りたい方は、学校説明会にてお伝えしていますので、ぜひご参加ください。