今日が誕生日なのかもしれない。第一期生。卒業から始まる。

G’s ACADEMY UNIT_SAPPORO 第一期生卒業式。
2021年5月1日に卒業式が開催されました。
2020年10月31日に入学式が行われ、半年間の学びを得て辿り着いたこの結果が…何を生み出したのかを、お伝えしていきたいと思います。
今日のブログの執筆は一期生、学籍番号7のseiji★にてお送りします!
そぅ、なんとか私も卒業する事が出来ました!

非常にワタクシゴトではあるのですが、中学校卒業以降、「学校」というものに通った事が無かった私。数十年ぶりの卒業式を迎えられ、グッと来ていた事はここだけのヒミツです!
なんで学校に行ってなかったの?とかは個別DMでお答えさせてください(笑)。
G’s ACADEMY UNIT_SAPPOROの入学式は2020年の10月31日に行われ、入学時には20名の同期生がいました。前期(入学金のみで受講できる約一か月間)で一人が継続を中断し、19名となり、卒業式に卒業証書を授与出来たのは、18名。
G’s ACADEMYは非常にストイックを求めてくる学校です。途中で継続の意思無しと見受けられれば、自ら辞めなくても学校の方から中断を求められますし、卒業時にも「卒業制作」という成果物を見てもらい、合格基準に及ばないと卒業を認められません。
そんな中、18名の卒業生は、総責任者の児玉氏曰く、「G’s ACADEMY初の継続率と卒業率」とお褒めの言葉を頂きました。卒業当人達はそんな事を考える余裕もありませんでしたが。
そぅ、まさに「考える余裕」がない中「考える時間」を創出したのが、まさにG’s ACADEMYの真骨頂っといえるかもしれません。
プログラムを覚えることで、セカイを変えるGEEKになる。

このG’sのキャッチコピーの意味を、卒業を迎えた今だからこそ、改めて言の葉に出来るんじゃないかって感じています。
…G’sの初回授業はHTML/CSSというホームページを構築する言語を駆け足で学び、翌週からはJavascriptというホームーページを動かしたりゲームを作れるような言語をサーバーとの連携を含めて学習し、それが終わるとphpというデーターベースを動かす言語…っと、本当にプログラムの「プ」をしっかり覚えたかどうかというペースで駆け抜けました。
在籍数が18名もいれば、しっかりプログラムを組める人もいれば、仕事との両立で学習がうまく進まない人、いろんな人が出てきます。焦り、いら立ち、楽しさ、、、そんな中、突きつけられる命題が「あなたは何を創りますか?」
プログラムを覚えることで、「創りたいものを創れる」というのは、幻想でしかない事を思い知らされます。ここって大きな矛盾ですよね。プログラムを覚えれば、実現したいものを創れるはずなのに、むしろ「遠ざかる」んです。何故か?
プログラムはあくまでも「実現したいモノを創り出すための道具」でしかないからなんです。そぅ、プログラムは問いかけてきます「お前は何を創りたいんだ」。
色々出来ることを覚えれば覚えるほど、選択肢が増えれば増えるほど、むしろ、それは「迷い」を生み出す元としかならない。そして、プログラムという魔窟は極みの道も遥かに遠く、理想と現実のギャップの苦痛をも生み出す事になっていく。

何を創りたいのか?という門答。
本当にこれを創るのか?という門答。
どちらにしても、それを突き詰めない限り、プログラムは単なる文字の羅列でしかない。
文字列に意思をつぎ込むのは。
「原体験」から生み出される、社会に対するお節介。
自分の経験が、社会の課題解決になる。
そう感じたものを形にしようとすることで、プログラムは文字列から実現可能な意思を持ち始める。プログラムという世界を書き換えられる知識と力を手に入れる事で、改めて自分と向き合う。
それはプログラムを覚える以上の、大変さでした…でも、それを乗り越えて。
G’s ACADEMYを卒業した多くの諸先輩方は資金調達などを果たし、社会に対するお節介を実現していきました。
そして、ここ札幌でも…
コロナ禍の影響で順番など変わってしまいましたが、G’sの一つの目標として、GGAという自分の制作物を投資家などの前で発表するチャンスがあります。そのGGAに参加するためには札幌でもセレクションを行い、評価を得たメンバーがGGAに参加出来るのですが…
GGAは札幌以外でも、東京、福岡の卒業生との過酷な戦いを抜けて選出されるものです。私自身は残念ながらGGAに選出はされなかったのですが、同期が6名も選ばれた事はうれしく思います。
この結果がどうなるかはわかりませんが、札幌の一つの結実となってくれるでしょう。
まさに、卒業式を迎え、札幌でのG’s ACADEMYは「誕生」を迎えた。

入学式ではなく「卒業式」を迎える事で、札幌にプログラミングからセカイを変えるGEEKになるという道を示せるようになったと、、、
学習中のブログ記事なんかもまだまだ増やしていきますので、ぜひ、これからも応援頂けますようよろしくお願いします!