《コラム》【LIG座談会】
ジーズアカデミーで
プログラミングを学んだら
起業家になっていた
ってほんと?
※本記事は2022年1月にLIGブログにて掲載された記事を再構成した内容になります

みなさんこんにちは、づやです。
いきなりイケてるスタートアップの集合写真みたいな感じで失礼いたします(僕は左から二番目のヤツです)。
僕は普段はエンジニアとして、案件における技術面での方向性の決定や、LIGのエンジニア全体のマネジメントをしています。
日々業務を進めていく中で大切にしていることの一つに、「技術的な視点」と「ビジネス視点」の両方のバランスを考えながらプロジェクトを進めるという考え方があります。
双方を意識することで、よりクライアントが納得できる良いサービスやプロダクトを作れると思っています。
これからWebサービスなどのIT関連で起業するうえでも、これは大事な視点ではないでしょうか。
そこで今回、起業家エンジニア養成スクールである『ジーズアカデミー(G’s ACADEMY)』でプログラミングを学んで起業した3名の方々を集めて「プログラミングを学んだことでなぜ成功できたのか」「どのように役立ったのか」を詳しくお伺いする座談会を開きました。
これからWebサービスやアプリを作って起業したい方にとって必見の内容だと思います! ぜひご覧ください。
目次
1. 出席者プロフィール
2. 時間を投資する
3. ジーズアカデミーの課題は相当にハード?
4. ジーズアカデミーで学んだプログラミング知識はどのように役立っている?
5. ジーズアカデミーに向いている人とは?
6. まとめ
出席者プロフィール

武田 浩和さん/アラームボックス株式会社 代表取締役 CEO
Hirokazu Takeda
2016年6月、アラームボックス株式会社を設立。「すべての企業取引に安心を」をミッションに掲げ、クローリングなどによる企業(取引先)の与信管理や企業調査を行うサービスを展開中。最近、プライベートではオンラインゲームとオンラインパーソナルトレーニングに時間を使うことが多いとのこと。

橋本 華恋さん/キャンプ女子株式会社 代表
Hirokazu Takeda
2019年6月、キャンプ女子株式会社を設立。国内最大のキャンプ女子コミュニティ「キャンジョ」(Instagramフォロワー数約7万人)を運営。「女子キャンプ」や「家キャン」をいち早く発信してきた。キャンプ道具レンタルサービス、キャンプ場サポートなどキャンプに関わる事業を展開中。

塚田 哲也さん/Rsmile株式会社 共同創業者 取締役COO
Tetsuya Tsukada
2020年5月、Rsmile株式会社を設立。全国の「不動産所有者/管理者」と「働きたい地域作業者」を繋げるワークシェアリングサービスCOSOJI(こそーじ)を推進。不動産業界の課題解決と仕事の地産地消による地域活性化の実現を目指している。実は元ラクロス日本代表選手という経歴の持ち主。
ジーズアカデミーを選んだキッカケ

みなさんはジーズアカデミーの「週末集中DEVコース」(※)で半年間プログラミングを学んで卒業したという共通点があります。そもそもなぜジーズアカデミーに入ろうと思ったのか、そのキッカケや動機から教えてもらえますか


え、誰もいなかった?(笑) たまたまですか?
人がいなかったのに、ちゃんとコンバージョンされてる(笑)。

それくらい、ジーズアカデミーに入学したいという気持ちが強かったってことですかね?
見事に夢を実現させてますね……! 塚田さんはどうでしょうか?

それともう一つ、前職でサンフランシスコに半年くらい行く機会があって、そのときUberのサービスなんかが流行って、社会に浸透していくのを目の当たりにしたんです。新しいサービスって、先に世の中に広まって、法整備などは後からついていく、そういうスピード感や地域の方々の順応性というのを肌で感じたんですよね。それで自分も世の中を変えるサービスを提供する側に立ちたいと思って、雑誌の記事を読んで知っていたジーズアカデミーに入ることを決めました。
なるほど、皆さん三者三様で様々な思いがありますね。共通しているのは、具体的な目的が既にあってそれを実現させるために入学されたわけですね。
ジーズアカデミーの課題は相当にハード?
技術的なことはもちろん教えてもらえるのですが、ただ自分で調べる力と、なにがなんでも何とかするっていう力が試される。後々考えてみると、これらは起業するうえで重要な能力だった気がしますね。

なるほど。じゃあ講師から「課題やれー!」とか言われながら、やっていた感じですか?

ジーズアカデミーで学んだプログラミング知識はどのように役立っている?
では、ここが一番聞きたかったことなんですが、ジーズアカデミーで学んだプログラミングの知識やスキルは起業するうえで実際にどのように役立っていますか?

今、私は自分で手を動かしてコードを書くことはほとんどないんですけど、それでもどんなアプリが必要なのかをエンジニアさんに細かく伝えることはできています。そのためにユーザーヒアリングやマーケティング調査をしたり、他社のサービスやホームページをいっぱい見て調べたりして、理解して、納得して、そのうえで伝えられていると思うんです。そこが全然違いますね。
作りたいものがどれくらい時間と労力がかかるのか、自分でイメージできるのが大事で、その肌感があるとエンジニアと一緒にサービスを作り上げていくということもできるのかなと思います。

あとは採用ですね。自分もプログラミングやってたという話ができると、エンジニアとの会話も弾むので絶対プラスになるはずです。エンジニアさんを採用するのは今すごく大変なので。
それから資金調達に役立ったこともあります。ジーズアカデミーには「GGA(GLOBAL GEEK AUDITION)」という、自分で制作したプロダクトを投資家などにプレゼンするコンテストがあるんです。そこに向けて作ったプロダクトと企画書を持って資金調達のために投資家を周ったら、話がまとまったということがありました。
もともと資金調達のための投資家周りは会社を立ち上げるときからやってたんですが、最初はやっぱり厳しくて、「本当に作れるの?」といわれたり、実現可能性が問われたりして、なかなか話が通らなかったんです。でも自分でプロトタイプを作って「こういうプロダクトでやります」って説明すると、説得力が違いましたね。
それで最終的に、GGAを見てくれた方に投資してもらえたんです。1億円ほど調達できたので、自分で作るというのはすごく大きかったなと思います。
1億円! プログラミングを学ぶことでたくさんメリットがありますね。

ヒトはジーズアカデミーに入ることでいろんな人との繋がりができたこと、モノはプログラミングでプロダクトを作れるようになったこと、そしてカネは資金調達の道も拓けたというところです。
でもそこで、「だからこそこういうものをもっと上手く作りたい」「必要だからぜひ協力してほしい」と伝えたら相手もわかってくれました。そのエンジニアさんとは今も一緒に仕事をやらせてもらってます。

やり続けなかったんですか?
それで何回も失敗しながら改善を繰り返して、3年くらいかけて、今やってるいくつかのサービスが完成してきたんです。
ジーズアカデミーに向いている人とは?

では最後に、今、起業を考えていて、ジーズアカデミーでプログラミングを学びたいと考えている人に向けてメッセージをいただけますか。どんな人ならこのスクールに向いているでしょうか?

だから、「こうなってほしい未来」というビジョンがあって、希望を抱いている人に、ぜひジーズアカデミーに入ってほしいと思います。

ジーズアカデミーに入ると、いろんな人との繋がりができるのもそうだし、もっというと自分が今後人生をどう過ごしていくかということも考えるようになると思います。
自分がやろうとしていることがどんな社会課題を解決するのか、誰のどんな課題を解決できるのか、そのためのツールとしてプロダクトがあるということが意識できるようになりました。最初にプロダクトありきじゃないんです。その前に、自分たちになにを解決したいかというテーマがあることが重要だと思いますね。


まとめ
今回、初めて顔を合わせたという3人の起業家の方たちも、同じジーズアカデミーの週末コースを卒業した同士ということですぐに相通ずるものがあったようです。
プログラミングの知識が全く無くても入学可能である一方、課題などを通じて行われるトレーニングはハイレベル。とくに一流メンターの指導を受けてプロダクトを作成していく過程では、技術だけではなく起業マインドやビジネスマインドも学ぶことができるのが大きな特徴です。
ジーズアカデミーに興味を持っていただけたらまずは学校説明会へお越しください!