COLUMN

《コラム》
起業志望者必須!?
注目スタートアップCEOが
使っているスマホアプリとは?

【株式会社LIG × G’s ACADEMY】による連載コラム第10弾!

スピード感が命のIT・Web業界では、ビジネスでもプライベートの場でも“使えるアプリ”は重宝されるもの。起業を目指す皆さんのなかにも、「これがないと仕事ができない!」というお気に入りのアプリをお持ちの方もいるかと思います。
では、活躍されている経営者の先輩たちは、普段どんなアプリを使っているのでしょうか? 今回は、CEOたちのスマホの中身をのぞかせていただきました!
ご協力いただいたのは、株式会社ヒトメディア、株式会社モンスター・ラボ、株式会社LIGの今をときめく注目スタートアップの3社長です。 スマートに社長業をこなすには、どんなアプリが必須なのでしょう。

■ 答えてくれたのはこちらの3社長!

森田 正康

株式会社ヒトメディア FOUNDER&CEO

1976年愛知県生まれ。12歳から渡米し、UCバークレー、ハーバード、ケンブリッジなど海外の
大学・大学院を渡り歩く。ハーバード大学教育学修士、ケンブリッジ大学哲学修士。2003年、25歳の時に日本に帰国し、(株)アルクの第2次創業メンバーとして取締役就任。2006年には JASDAQ上場を果たす。2006年、hitomedia,
inc.を創業し、今日に至る。それ以外にも国内外の企業の取締役、NPO団体理事、大学教授など複数の組織に参画している。

鮄川 宏樹

株式会社モンスター・ラボ CEO

1999年プライスウォ–ターハウス(現IBM)に入社し、IT・経営コンサルティング業務に従事。2000年11月、テクノロジーによって社会を変えていくインターネットの世界に魅せられ、当時日本でオブジェクト指向技術の先駆けであったベンチャー企業
株式会社イーシー・ワンに入社。2003年には会社内最年少マネージャーとしてJASDAQ上場を体験。2006年豪州Bond
UniversityのMBAプログラム受講を経て、これまでの集大成となるビジネスプランを事業化し、2月に株式会社モンスター・ラボ設立と同時に代表取締役就任。2014年に企業に海外エンジニアのリソースを提供するサービス「セカイラボ」を開始し子会社化、CEOを務める。

岩上 貴洋

株式会社LIG CEO

学生時代、モバイルマーケティング、ITベンチャー企業数社に参加する。在学中からアーリーステージを対象とした独立系投資会社にて、投資業務、コンサルティング業務に従事。 2007年、株式会社LIG創業。

◼ 森田 正康FOUNDER&CEO/株式会社ヒトメディアの場合

Q1. スマホの中身みせてください!

Q2. 今、いくつのアプリが入っていますか? 入れているアプリの傾向やこだわり、基準を教えてください

80個ぐらい。投資先や自社サービス、クライアントのアプリは必ず入れて、最低1ヶ月は使い倒します。あとは、さまざまな国の友人とコミュニケーションを取るために各国主流のコミュニケーションアプリは入れていますね。グーグルで調べたり、ニュースアプリで二次、三次情報を読んだりするよりも、情報通の友人のネットワークがあれば100倍役に立ちます。

Q3. ご自身のスマホのなかの「これを入れておくといいよ!」というアプリを、オススメの理由とともに教えてください

● Twitter

「つぶやき」と呼ばれる140文字以内の短文の投稿を共有するコミュニケーション・ツール。基本的に開かれたネットワークの場であり、知人・友人だけでなく、世界中の著名人とも繋がることができる。

アプリそのものよりも、大事なのは誰をフォローするか。各国の主要政治家や社長、投資家、一次情報を取材しているジャーナリスト、メディアの編集長などをしっかり厳選しましょう。そういう人たちの発言や動きを見ることによって、世の中の一番旬な流れを受け取ることができます。二次情報に対する著名な方々のコメントを読んでも、本質はわかりません。

◼ 鮄川 宏樹CEO/株式会社モンスター・ラボの場合

Q1. スマホの中身みせてください!

Q2. 今、いくつのアプリが入っていますか? 入れているアプリの傾向やこだわり、基準を教えてください

200個くらいですね。流行りのアプリは当然のことながら、好きな将棋アプリなども入れています。

Q3. ご自身のスマホのなかの「これを入れておくといいよ!」というアプリを、オススメの理由とともに教えてください

● 将皇

コンピュータと対局できる将棋アプリ。詰将棋風の実戦問題にチャレンジしたり、プロ対局の投了図から最後まで勝ち切るゲームなどもプレイできたりと、本格的。「日本将棋連盟後援」認定。

● BeNative

ネイティブが話すリアルな会話動画で学習できるビジネス英語学習ツール。ボイスレコード機能により、自分の発音とネイティブの発音を明確に比べられるなど、英語をより効果的に吸収できる仕組みが多数搭載されている。

「将皇」は詰将棋の問題を解くことが、ちょっとした時間での頭の体操に合うと思います。「BeNative」は、ビジネスシーンで使う英語を、海外の経営者が実際に話しているシーンとして、キャプション付きで勉強できるのでとてもいいですね。

もちろん自社アプリである音楽配信サービス「モンスター・チャンネルへ”>モンスター・チャンネル」と女性向け旅行ガイドサービス「Vivo(ヴィーヴォ)」も常にチェックしています。特に「モンスター・チャンネル」の北欧チャンネルなどを移動中によく聴いています。

■ 岩上 貴洋CEO/株式会社LIGの場合

Q1. スマホの中身みせてください!

Q2. 今、いくつのアプリが入っていますか? 入れているアプリの傾向やこだわり、基準を教えてください

100個くらいです。作業効率や仕事面で実用的なアプリ、UIが素晴らしいアプリ、学習系のアプリ、家族との共有アプリなどを入れています。

Q3. ご自身のスマホのなかの「これを入れておくといいよ!」というアプリを、オススメの理由とともに教えてください

● Evernote

メモを取るように情報を管理できるクラウドサービス。文章はもちろん、画像・動画・位置情報・音声メモなどのデータをすべて保存し、クラウドを介しあらゆるデバイスから編集することができる。

必須です。考えごとが多いのでスグに書き留めておけ、デバイスを問わずに編集できるので重宝しています。

● Path

写真・音楽・今日のできごと・位置情報・起きているか寝ているかなどの日常を、限られた少人数とシェアするプライベート・ソーシャルネットワーク。元Facebookの開発者による、洗練されたUIが話題。

家族との写真共やコミュニケーションを取る上で使っています。グループに参加しているメンバーが自由に写真、動画をアップすることができ、コメントが可能です。夫婦だけではなく、お互いの両親、兄妹が参加しています。また、UIが使いやすく好きです。

■ まとめ

Twitterを入れている方は多いと思いますが、注目すべきは森田さんの使い方。アプリの特性を生かし、最新情報の仕入れ先としてしっかり活用されていますね。個人的には、鮄川さんの将棋アプリに意外性とシブさを感じました……!
皆さんも、ただダウンロードするだけにとどまらず、性質やUIなどに注目する習慣をつけておくといいかもしれません。いつか自分のサービスをアプリ化するときにきっと役立ちますよ!

ライター:齋藤 玲乃 編集:LIGMO

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