INTERVIEW

貧困格差を無くし、
誰もが明るい豊かな生活を送れる
一助となるような
サービスを創りたい。

貧困格差を無くし、<br>誰もが明るい豊かな生活を送れる<br>一助となるような<br>サービスを創りたい。

貧困格差を無くし、誰もが明るい豊かな生活を送れる一助となるようなサービスを創りたい。

UNIT_SAPPORO卒業生インタビュー

こんにちは!G’s ACADEMY UNIT_SAPPOROコミュニティマネージャーの真知子です。
卒業生インタビュー_vol.1は、1期卒業生の井口 優さん。
入学してから卒業するまで、そして現在のリアルな声をお聞きするべくインタビューを行いました!

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井口 優さん

Iguchi Yuu

UNIT_SAPPORO
株式会社FORYOU(フォーユー)代表取締役
22歳で飲食業で起業し現在は賃貸仲介、売買、管理、民泊の不動産業を運営
主に生活保護の方に住居を提供する不動産を運営しています。

真知子

井口さんは既に起業されてから長いなという印象がありますが、起業されて何年になりますか?

井口さん

15年目くらいです。

真知子

長く経営されていますが、どうして社長自らプログラミングを学ぼうと思ったのですか?

井口さん

不動産業の他にもいくつか事業を営んでいますが、コロナを機にいくつかの事業が廃業となり、経営が難しくなっていくのを感じていました。
このままではいけないという考えと、昨今よく聞くDXという言葉も、概念は知っていましたが、詳しい訳でもなかったんです。

真知子

なぜジーズアカデミーに入学しましたか。

井口さん

何かをしなくてはいけないと思っていたなか、先輩からジーズアカデミーのことを聞き、プログラミングを学ぶ事で新しい事が出来るならと思い入学したいなと思いました。
プログラミングとビジネスを結びつける事が出来るのがジーズアカデミーだと思ったからです。

真知子

井口さんは「ジーズアカデミーUnit_札幌」初めての卒業生でしょう。

井口さん

はい。当時ジーズアカデミーは東京や福岡にしか拠点がなかったため、仕事の事もあって、通えないと思っていました。
それからほどなく先輩から再度、札幌にジーズアカデミーが出来ると聞き、正直なところ、入学した場合の時間の使い方などでとても迷いましたが、行こうと決めまし

真知子

入学後、プログラミング学習は大変でしたか?

井口さん

苦労しました。笑 今でも苦戦しています…

真知子

確かに。具体的に伺ってもよろしいでしょうか。

井口さん

当初のイメージでは、学んでいけばカチャカチャ進めるのかな?と思っていましたが、実際には手を動かすより考えている時間の方が長くて想像とは違いました。
そして、ひとつのプログラミング言語に慣れる時間も必要でしたし、慣れてきた頃に新しい言語が入ってくるので、本当に大変でした。

真知子

どのように乗り越えましたか?

井口さん

授業で基礎は教えていただくのですが、進めて行くには自分で言語を調べていく必要性があって、はじめは調べ方が分からなかったですし、調べても分からない事もありました。

真知子

具体的なエピソードがありますか。

井口さん

例えば、授業の中で「JavaScript」というプログラミング言語を使って、じゃんけんアプリを作る課題があり、グー、チョキ、パーなど条件分岐をする if 文の基礎は習うのですが、そこに画像を表示させることは、自分で調べて解決しなければいけません。

真知子

自走力が大事ですね。課題を解決するまでどうでしたか。

井口さん

このような問題を調べていくうちに、だんだんと調べ方の精度が増し、調べ方が分かってくると、少しずつ他の課題で出てきた問題点も解決できるようになっていったんです。そういったことの積み重ねで、あっという間に時が進んでいきましたが、いつの間にかプログラミングが自分の生活の中で当たり前になり、習慣化したことが理由かもしれません。

真知子

乗り越えたのちに、卒業制作プロダクト「ほゴリラ」に辿り着きましたね。「ほゴリラ」について教えてください。

井口さん

「ほゴリラ」は一言で言えば生活保護支援サービスです。自分が生活困窮者という認識を持っている人が少なく生活が困窮しているのにどうして良いのかわからない方に、生活保護か受けられるかどうかの診断が手軽に簡単に行えるようにしました。

真知子

なぜ「ほゴリラ」を作ったのですか?

井口さん

実は、入学当初は全然違うものを作ろうとしていたんです!笑
もともと困っている人たちへの支援が何かできないか?ということは考えていたのですが、今の「ほゴリラ」のサービスを思いつくに至るまではかなり時間がかかりました。

真知子

今の「ほゴリラ」はWhy meからはじまりましたか。

井口さん

はい。“Why me?”※で、自分の事を深堀して自分ととことん向き合っていました。自分だけではなく、1期の仲間の話を聞くことが出来たのも良かったですし、僕は3ヶ月近く自分と向き合いました。これができたのが本当に良かった。自分の経験がプロダクトを創るのに適しているかなどを考えるポイントになりましたし、“Why me?”が無かったら全然違うサービスになっていたと思います。

真知子

具体的なきっかけなどがありますでしょうか。

井口さん

最終的に思いつくきっかけとなった事が二つあります。

真知子

2つ!一個目は何ですか。

井口さん

一つは、ジーズアカデミー創設者児玉さんの事業企画講座です。
講座のなかで、「サービスというのはすでにたくさん世の中に溢れている。これから生み出すサービスは、世の中に対するお節介だ」ということを仰っていたんです。
それは、今一度考え直す事が出来たことが大きかったです。

真知子

好評の事業企画講座ですね。もう一つは何ですか。

井口さん

もう一つは、メンターの佐野さんです。
「ほゴリラ」には、当初たくさんの機能やサービスをつけようとし過ぎていたんです。
佐野さんからのアドバイスで、これって本当に必要なの?とシンプルに改めて考えることができたので複雑に考えていた事がとてもスッキリしました。
サービスを展開していく時の部分というのが、自分には無い視点をだったので、それは凄く良かったです。

真知子

なるほど。卒業制作プロダクトの発表の場である、GGA(GLOBAL GEEK AUDITION)にも登壇されましたがいかがでしたか?

井口さん

GGAに出ることによって、色々なVCの方からお話をお聞きする事ができました。GGAに出る前にプレゼンの練習をたくさんしたのですが、そのおかげで自分のビジネスモデルを新しく誰かに話すということは慣れっこになっていました。

真知子

例えば…

井口さん

VCさんとお話した際に、このサービスはもう少しこうした方が良いな、シンプルにした方が良いな、とかなり深堀して聞いてくれたりアドバイスをもらえたため、さらにブラッシュアップすることができました。複雑であればあるほど、スピード感がなくなってしまうので、やはりスピード感が全然違うと思う。
PMFやPSFという言葉も当初は分からなかったですが、ジーズアカデミーに入る事で学ぶ事が出来たからこそ、よりユーザー視点のビジネスモデルにすることが出来たと思います。

▲GGAでの一枚
“ほゴリラは生活困窮者を救うサービスです。生活保護は一定の条件を満たせば受けられる福祉制度ですが、申請する際に自分が該当するかの診断、申請書をWEBで記入、サポートを無料で受けれる支援サービスです。”
「ほゴリラ」でGGAに登壇。
GGA(GLOBAL GEEK AUDITION)についてはコチラ

真知子

「ほゴリラ」の現在はいかがでしょうか。

井口さん

現在は、一言で言うと順調です。自殺を考えていた方からお声を頂いたり、手持ちのお金がほとんどないような方から連絡が来る。スタートしてからまだ日も浅いのですが、お問い合わせを数多く頂き、多くの人を救えていると思います。

真知子

人の命を救えるのはすごいですね。

井口さん

関わってくれているスタッフも人の命まで救えるサービスなんだと感じてくれている様で、使命感をもってやってくれています。

真知子

今後の展望を教えてください。

井口さん

今後は、もっとサービスを拡大し、チームで展開していけたらと考えています。

真知子

プログラミング未経験でも、これからG’s ACADEMY UNIT_SAPPOROに入学してみようかな?という方に向けてメッセージを!

井口さん

プログラミングが未経験だとしても、何かに課題を持っている、経験してきたなかで何かを実現したい、原動力として体感したことを形にすることが大事だと思います。

真知子

実現しようとする力が大事!私も同感します。

井口さん

悩むかもしれませんが、ジーズアカデミーでなら、普段から課題に感じていることを改めて別の角度からじっくりと考えたり、自分と向き合うことで解決の糸口が得られると思います!

真知子

ありがとうございました!

インタビューは近日中に公開される後編に続きます。

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