「見るまえに跳べ」
ベンチャー企業の役員が
ジーズアカデミーを
選んだ理由とは
~LABコース卒業生インタビュー~

こんにちは。ジーズアカデミーTOKYOのSTAFF水木と申します。
ジーズアカデミーをひと言で表すと、「セカイを変えるGEEKになる」エンジニア・起業家を養成する学校です。2023年4月にSTAFFになってから、1ヶ月ぐらい経ちましたが、私からすると、やはりみなさんの熱量が半端ない!という感想が大きいです。
そこで、自分も早くジーズアカデミーのことを知って、現役生や検討者のみなさんのお役に立ちたいと考えて、卒業生と現役生へのインタビューを始めました。
今回はジーズアカデミーについて「ツナマヨおにぎり」と「北京ダック」というnoteを執筆し、今でもよく現役生の中で話題になっているLABフルタイム総合コース11期卒業生の白鳥陽太郎さんにお話を聞きました。

白鳥 陽太郎さん
Shiratori Yohtaro
学生時代にカンボジアで教育支援に取り組むNPOにて代表を務める。東日本大震災直後から、特定非営利活動法人ETIC.「右腕プログラム」のメンバーとして被災地域に派遣され、震災復興業務に取り組む。新卒でスローガン株式会社に入社(2021年東証マザーズ上場)。採用コンサルティングや、Goodfind Magazine編集長を務めた後に、子会社であるスローガンアドバイザリーの立ち上げに参画、取締役に就任。ジャフコの組織構築支援パートナーに選定される。『ベンチャー転職1年目の教科書』がNewsPicksに取り上げられる。
ジーズアカデミーLABコース卒業。趣味は山登りと岩登り。
※「ツナマヨおにぎり」と「北京ダック」に関するnoteはこちら:
ジーズアカデミーでの1ヶ月を振り返って「いつも心にツナマヨを」
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
はい、確か2年前でした。その前はスローガン株式会社の子会社で、取締役をやっていました。ベンチャー企業の採用や、組織づくりの仕事を8年ほどしていたのですが、上場のタイミングで自分自身の今後について考えるようになりました。これまでを振り返ってみると、ビジネスサイドの業務が中心で、プロダクトついては触れたことがありませんでした。いざ自分でビジネスをするなら、自分の手でつくれるようになりたいと思い、いろいろと調べたら、ジーズアカデミーにたどり着きました。
ん…、エンジニア志望ではなかったですね。当時は、時間があったのもそうですが、どうせやるなら中途半端にやるのではなく、フルタイムでコミットした方がいいなと考えていました。
周りは2割が起業したい、8割がエンジニア就職したいという感じだったと思います。
あ、覚えています。最初は1週間くらいでHTML/CSSが終わっちゃいましたね。
※「チーズアカデミー」とは、1週間で学んだHTML/CSSの知識を使って、チーズの作り方を教える学校のWebサイトを作るという課題です。
チーズアカデミーやりました!未経験の人間が、たった1週間で、Webサイトを作るなんてと思ってました。もちろん大変でしたが、周りも四六時中一所懸命やってたので刺激を受けました。noteでも書いた通り、講師は「ツナマヨおにぎり」の作り方を教えて、具を変えて別のおにぎりを作って来てくださいと言っただけなのに、「北京ダック」を作ってくるような輩もいました。
いいえ、クラスにはほとんど経験者がいませんでした。その人も未経験者だったので、余計にびっくりしましたね…
なんだったっけな…
(と頑張って思い出そうとしている時、たまたま同期だった高橋さんが来校してたので、白鳥さんは高橋さんに声を掛けました。)
僕のチーズアカデミー、何を作ったのか覚えていますか?
あれだよ、チーズとバターとマーガリンの!
そうだそれだ!チーズとバターとマーガリンの物語!

白鳥さんが入学1週間後に作った「チーズアカデミー」の課題
いやいや、アイデアがあるだけで、技術的には普通でした。
技術的な部分でもチャレンジしようと思いました。自分で本を買ったり、授業外でもいろいろと勉強しました。もちろん技術だけではなく、面白いものを作りたいので、企画にも工夫しました。ネタ出しするだけでもかなり時間がかかってしまうことがあります。いつも「これならいけるかも」と思い始めて、作ってみたらまだ作れないことを知り、改めて「これならいけるかも」を見つけて、それの繰り返しでした。
山登り、特にクライミングが好きだったのですが、日本だとクライミングの競技人口が60万人くらいで、ビジネス的に捉えると市場が小さいかなと感じていました。そうなるとグローバルも含めて、どのようなサービスの可能性があるのかを検討していたところ、サーフィンの動画を多国籍なユーザーに向けてキュレーションしているアプリを見つけました。グローバルで見ても、厳選されたクライミングのキュレーションサービスのようなものはなかったので、「グローバル」×「クライミング」×「動画」というテーマで卒業制作をつくりました。掲載する動画は日本で「THE NORTH FACE」ブランドを取り扱っているゴールドウイン様などに依頼をして掲載の許可をいただきました。動画データを位置情報と紐付けることで動画からお気に入りのクライミングエリアを探せるようになっています。もちろん地図上から動画を探すこともできます。

白鳥さんがGGAで発表したプロダクト
まあ正直、GGAで受賞できなかったのは悔しかったですね。。
10名くらいのスタートアップで働いています。人数が少ないので、なんでもやらないといけません。だからジーズアカデミーで学んで、開発もできるようになったのは良かったと思います。ページ制作をしたり、プロダクトの要件を決めたり、システムの設計・構築をしたり。よりなんでもできるようになりました。プログラミングも嫌いではないので、土日にコードを書いたりすることもあります。
同じチームだった人に、日本語学校を作っている人や、ケーキ屋さん向けのSaaSをやっている人もいますね。今でも会ったりしている人もいて、先週家に遊びに来た人もいます。なので関係は今でも続いてますね。
考えてないで「とにかくやってみたらいい」と思いますよ。向き不向きはもちろんありますが、やってみないと分からないので、まずは真剣に6ヶ月だけでもやってみたらいいと思います。「見るまえに跳べ」ですね。それで面白かったら続ければいい。ジーズアカデミーの環境はすごく良かったと今でも思っています。所詮は独学で頑張れる量なんてたかが知れてると思ってます。隣で朝方までコード書きまくっている仲間がいる。それがあるから自分のなかでの限界も超えて努力できるのだと思います。飛び込んだらあとは勝手に転がっていきますよ。
お!楽しみです!
楽しいインタビューの30分があっという間に終わりました。白鳥さんとの会話を通して、普段の業務だけでは感じきれないジーズアカデミーの中身をより深く理解できたかと思います。熱量の高いG’sメンバー(卒業生、現役生、STAFF)に囲まれていると、白鳥さんの「自分だけが頑張っていない」というような焦りが分からなくもないです。
ただ、最後までやり切りたいなら、このお尻に火が付くような環境がちょうど良かったかもしれません。例えばオンラインスクールだと、孤独に頑張っていく中で途中からモチベーションが下がってしまうなど、なかなか最後までやり切れない人を多く見てきました。
その点、今回のインタビューを通して、ジーズアカデミーのみなさんが、なぜここまでやり切れるかの理由が分かった気がします。主に次の3点です。
(1)講義内に教わったことがすべてではないと全員実感できている。
(2)周りの自走力が高すぎる同期から刺激を受けている。
(3)たいへんだけど、この人たちと一緒なら、人生一度だけでもこの6か月間をやり抜きたいと思える。
他では見たことのない学校。エンジニア起業家を育成する場所。セカイを変えるGEEKのコミュニティ。これからももっと知っていきたいと思います。同じようにジーズアカデミーのことをもっと知りたい方は、ぜひジーズアカデミーの説明会へお越しください!

書いた人:
水木 凛空(MIZUKI Riku)
『ルパン三世』のようなテクノロジー要素が満載されているアニメを作りたくて、10年前に中国から日本へ留学しに来た。大学院修了後は、クリエイティブとテクノロジーの業界で人脈を広げたく、ジーズアカデミーを運営しているデジタルハリウッド株式会社に入社。大学院とオンラインスクールでの運営と募集を経験してから、ジーズアカデミーに異動。趣味はエンタメ(映画、ドラマ、コンサート、舞台)、心理学、ゲームなど。