INTERVIEW

『シェフレピ』を通して
日常に色を添え続けたい。
それが一人ひとりの生きる実感となって
喜びとして積み重なるはずだから

『シェフレピ』を通して<br>日常に色を添え続けたい。<br>それが一人ひとりの生きる実感となって<br>喜びとして積み重なるはずだから

『シェフレピ』を通して日常に色を添え続けたい。
それが一人ひとりの生きる実感となって、喜びとして積み重なるはずだから

| 卒業生・起業家 山本 篤さんインタビュー

「ミールキット」という食材セットをご存知ですか?レシピに対して必要な分量の新鮮な野菜や肉等がセットで自宅に届けられるため、献立を考えたり食材を買いに行ったりする手間が省けるwithコロナ時代の食事時間を支えてくれる人気アイテムです。

そんなミールキットの「手軽さ」とシェフのレシピという「クオリティ」を組み合わせてお家で楽しめるという新サービス『シェフレピ』。レシピは動画で確認することもでき、プロの料理テクニックを細部まで学びながら楽しめるのが大きな特徴です。今回はジーズアカデミー卒業生でシェフレピの正式サービスリリースを控える起業家・山本 篤さんのストーリーへフォーカス。シェフレピに込められた想いを聞かせていただきました。



4月上旬に正式サービスリリースを予定しているシェフレピ

G’s ACADEMY

本日はよろしくお願いします。
早速ですが、大阪で生まれ育った山本さんが料理の道を目指したのは、高校在学中のニュージーランドでの或る出会いがきっかけだとか?

山本さん

英語を勉強しようとニュージーランドへ旅立ちましたが、そこでドイツ語・英語・日本語を自然に使い分ける6歳の女の子と出会ったんです。ドイツ人と日本人のハーフでした。

G’s ACADEMY

6歳で3ヶ国語を!凄いですね。

山本さん

その子が無邪気に複数の言語を話す姿を見て「あぁ僕はもう、言語ではこの子に叶わないな」と思ったんです。

G’s ACADEMY

うん、うん。

山本さん

だったら僕も、もっと自然に自分の中から湧き出てくる気持ちや、何気なく行っていることを自分の強みにして生きていきたいと考えるようになりました。

G’s ACADEMY

ないものを無理に設定するより、もともと自分の中にあるものを大事にしようと考えたんですね。

山本さん

そこで思い浮かんだのが「料理」でした。高校二年生から親元を離れて暮らしていたのもあって、料理は僕にとって自然なものだったんですよね。

G’s ACADEMY

へー!そうだったんですか。

山本さん

遊びに来た友人に料理を振る舞うことや、アルバイトをしていた飲食店でのまかない作りが好きだったことを思い出して。料理だったら自分自身が自然に続けていけるんじゃないかと直感的に感じて、高校卒業後は調理の専門学校に進学しました。

G’s ACADEMY

なるほど。それで料理の世界へと踏み込んだのですね。

G’s ACADEMY

そうして念願のシェフとなった山本さんですが、順調な日々の中、突如人生の大きな転機が訪れたと聞いています。
詳しく伺ってもよろしいでしょうか。

山本さん

フレンチレストランで働いていたんですが、2年目のある日お店に電話があって。後輩の一人が亡くなったと。驚きました。でも、そこでハッと気がついたんです。

G’s ACADEMY

なんと・・・忙しい日々だったのでしょうね。

山本さん

確かに仕事はハードワークでした。僕も新人のときはオーナーシェフにずいぶん厳しく指導してもらっていたけれど、それが料理人として一流になるために必要なことだと信じていたんです。

G’s ACADEMY

一流になるためには乗り越えなければならない壁なんだ、と?

山本さん

はい。でも、信じるがゆえに視野が狭くなってしまっていました。
周りのメンバーにとってはどう映っていたんだろうか、僕以外の人はどう感じていたのだろうか……そこまで気を回すことができていませんでした。

G’s ACADEMY

なるほど。それまで目標に向かって一直線に突き進んでいたのが、ここで一旦冷静になったのですね。

山本さん

「人が生きる」ということが当たり前にできなくなってしまう環境はおかしい。でも、どうしたらいいのかわからない。
その葛藤の中で、一度まっさらになってこれからを考えようと思い、料理人の待遇が良いと聞いていたオーストラリアへ旅立ちました。

G’s ACADEMY

次はオーストラリアに!山本さんは行動力がありますよね。

山本さん

ところが、オーストラリアに渡ったはいいものの、身一つで飛び込んでしまったので、はじめはどうしようかと路頭に迷いました(笑)。でも、現状を変えたくて来たのだからとにかく行動しなければと、マネジメントに携われる日本食レストランで働きはじめました。

G’s ACADEMY

オーストラリアの日本食レストランではどのようなご経験をされたのでしょう。

山本さん

働きながら「料理人」と「マネジメント」という両方の立場を経験するうちに、客観的に「食」というものを見られるようになったのは僕にとっての財産になりましたね。

G’s ACADEMY

客観的に「食」を見る。興味深いですね。

山本さん

特に大きかったのは、オーストラリアの人たちは「美味しいものを美味しいうちに楽しく食べる」という喜びを知っているなと気づけたことでしょうか。

G’s ACADEMY

ほほう。美味しいものを美味しいうちに楽しく、ですか。

山本さん

温かい料理が出てきたら、会話が続いていても美味しいうちに楽しみながら食べる——当たり前のように感じることではありますが、そんな食事の時間を自然に楽しんでいる姿を見て、なんだか感動したんですよね。
この人たちは料理の楽しみ方を知っているなと。

G’s ACADEMY

なるほど。その気づきや感動が今につながっているんですね。

山本さん

はい。そんな食に対して意識が高い文化の中に身を置くようになって、日本でも食に対しての価値がもっと上がれば、巡り巡って料理人の働く環境が向上するのではと感じたんです。

G’s ACADEMY

山本さんのお話を伺っていると、頭で考えすぎず、心と体で感じることを大切に行動し続ければ未来は必ず開けるのだと感じます。

G’s ACADEMY

そうしたご経験の後ジーズアカデミーへ入学されるのですが、なぜだったのでしょう。

山本さん

オーストラリアから帰国して、日本での食への価値を上げるため、また新たな視点を入れたいなと思い、プログラミングを学びにジーズアカデミーへ入学しました。

G’s ACADEMY

料理からプログラミングへ。一見まったく別の世界のように思えますが。

山本さん

この時も何か根拠があったわけではなくて、とにかくこれからはITかなという直感だけだったんですけれど(笑)。

山本さん

でも結局、プログラミングは楽しかったです。料理もプログラミングもゴールから逆算して作っていくというプロセスがとても似ていて。

G’s ACADEMY

ふむふむ。意外に共通しているんですね。

山本さん

例えば、こういう料理が作りたいなと思ったら、その材料を用意して、必要な手順で調理して……プログラミングも同じですよね。作りたいプロダクトがあって、それに必要なものを用意していく。そういう意味ではとっつきやすかったですね。

G’s ACADEMY

ジーズアカデミーで学んでいた頃の山本さんは、日本での食の価値をあげたいという一心で、食とITという重なりを模索されていましたよね。
途中チームの解散や事業のピボットを経て、今のシェフレピに辿り着いたわけですが、現状について教えてください。

山本さん

とにかく僕の中にある切実な思いは、料理人の働く環境を向上させるということももちろんそうなんですが、誰かの “生きている” という実感を積み重ねたいんです。

G’s ACADEMY

誰かの”生きている”という実感・・・

山本さん

誰かの “生きたい” を支えたい。
そんな想いがずっと心にあったように思います。
それに向けて自分ができることは行動し続けることだけ。
だからいろんなところに飛び込み続けてきました。

G’s ACADEMY

山本さんの行動力はその信念からくるものなんですね。

山本さん

『シェフレピ』はミールキットですけれど、ある意味で「非合理的」なんです。

G’s ACADEMY

「非合理的」ですか・・・

山本さん

確かにレシピを探して材料を買いに行って帰ってきてから調理して……という、一からの料理に比べれば取り組みやすいかもしれません。

G’s ACADEMY

ふむふむ。

山本さん

ですが、手軽に済ますこともできる食事をあえてシェフのレシピで、いつもの食卓では並ばないものを一手間加えて作るんです。
レシピによっては、触ったことのない食材なんかもあるかもしれない。

G’s ACADEMY

あえて一手間や普段使わない食材への挑戦をする仕組みなんですね。
それはなぜでしょう。



シェフレピでは毎月のテーマに沿ったシェフこだわりのミールキット4品を購入できます

山本さん

非合理だからこその喜び——今、料理をしているという学びや実感——があるとも思っているんですよね。

G’s ACADEMY

なるほど。

山本さん

僕は、そんな普段とは違う色を日常に添え続けたい。それが一人ひとりの生きる実感となって、喜びとして積み重なるはずだと信じています。

G’s ACADEMY

シェフレピが、誰かの”生きている”という実感、”生きたい”という想いを支える力となるのですね。

山本さん

そして最終的には、個々人が料理作りを通して感じた喜びによって日本の食に対する意識が向上し、料理現場の働く環境ももっともっと良くなっていく——そんなより良い循環が生まれる未来へ思いを馳せつつ、サービスリリースまでラストスパートをきりました。
気を引き締めて、これからも行動し続けます!

G’s ACADEMY

山本さん、ありがとうございました。これからも応援しています!

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