INTERVIEW

同期・在校生・卒業生から
7名採用!
起業家・経営者が
ジーズアカデミーを
最大限活用するコツとは

同期・在校生・卒業生から<br>7名採用!<br>起業家・経営者が<br>ジーズアカデミーを<br>最大限活用するコツとは

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若本憲治さん

Wakamoto Kenji

近畿大学中退。33歳で起業しM&Aや新規創業をしながら、鳥取県内で7社の中小企業を経営。2020年に公共工事の入札情報サービスをM&Aし、建設業のユーザーからの声を元に、クラウド上で見積を取りまとめて業務を圧倒的に効率化するツールGACCIを着想。2021年10月に週末集中DEVコース21期生として入学。現在は、株式会社GACCIを立ち上げ、地方の建設業界の課題解決に取り組む。

ジーズ発スタートアップGACCIとは

梅川

本日はよろしくお願いします!
若本さんは、東京校の週末集中DEVコースに通学されていましたが、今は本社のある鳥取県にいらっしゃるんですか?

若本憲治さん

よろしくお願いします。
はい、今日は鳥取にいます。でも週の半分くらいは出張ですね。全国のゼネコンさんを訪問して、商談しています。東京にもいますし、最近だと大阪にも行っています。

梅川

そうなんですね!
若本さんは、在学時に開発されたGACCIで起業をされていますが、GACCIとはどんなサービスなんですか?

若本憲治さん

GACCIは、建設業の煩雑な見積業務を効率化するSaaSツールです。
建設業界では、工事に関係する数十社の企業からの見積を集約しなければならず、見積精査が難しいという業界課題があります。そこで、元請の会社と協力会社が同じプラットフォームで見積のやり取りを行い、管理・比較することで、業務効率化を実現しています。

梅川

GACCIを導入されている企業様はどのくらいいらっしゃるんでしょう?

若本憲治さん

実は、昨年までは無料トライアルをしていただき、足りない部分をあぶりだして、機能を追加していました。今は、約60社と商談中です。
各会社さんごとに必要とされる機能が異なっているので、必要とされている機能が実装できた段階で、導入を進めていただいています。

開発メンバーを7名採用できた理由

梅川

なるほど、お客様のニーズを把握した上で、開発を行っていらっしゃるんですね!
開発メンバーに、ジーズメンバーもいるとお聞きしたのですが、何人くらいいらっしゃるんでしょうか?

若本憲治さん

そうですね、今は1、2、3……7名ですね。そのうちの3名が正社員です。もう少しで4名になる予定です。

梅川

7名もいらっしゃるんですね!
どういった経緯で採用されたんですか?

若本憲治さん

G’s CROSS POINT※で4名採用しました。
あとは、私から同期に声をかけたり、チームメンバーが探してくれて、7名になりました。

※卒業生の企業と就転職希望の卒業生、現役生をマッチングするイベントです。年2回開催しています。オンライン開催日程もあり、拠点をまたいでマッチングすることができます。

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梅川

1回の参加で4名も採用されるとは、スゴイです!
なぜこんなにもGACCIに関わりたいと思ってくださる方が多いんでしょう?

若本憲治さん

そうですね、GACCIが取り組む建設業界の課題は、絶対にニーズがあると分かっている事なので、エンジニアのモチベーションが高いのだと思っています。
また人との縁は大切にしています。同期メンバーとのご縁が採用にも繋がっていますし、リファラルはめちゃくちゃありますよ。私が何かしているというよりは、皆が主体的に動いてくれているんです。


梅川

なるほど。業界課題が明確であることと、在籍時に繋がったご縁を大切にされており、ここまで多くの方を採用できたのですね。

起業も学習も応援してもらえるような環境を整えることが大切


梅川

若本さんは入学前からGACCIを立ち上げようと決めていらっしゃったんですか?

若本憲治さん

いえ、始めは建設業向けの入札情報を提供する事業を考えていました。しかし、建設業のニーズを深堀していくと、入札情報よりも見積書の作成の方が課題が大きいことが分かったんです。そこからGACCIを作っていきました。


梅川

そうだったんですね。
ジーズアカデミーには、どういった経緯で入学されたのですか?

若本憲治さん

以前考えていた事業のため、エンジニアともっとプロダクトの議論ができるようになりたいと思っていました。そんな時、マイルシェアの森田さん※がジーズアカデミー出身と聞きました。私と森田さんは境遇が似ていて親しく、森田さんが卒業されたスクールならと思い、ジーズアカデミーに入学を決めました。

※株式会社MILE SHAREの代表取締役社長 森田宣広さん。フルタイム総合LABコースの卒業生です。森田さんのインタビューはこちら


梅川

そうだったんですね!
若本さんは以前から他の会社も経営されていてお忙しかったかと思うのですが、どのように学習との両立をされていたんですか?

若本憲治さん

学習する時間がないと入学した意味がないので、時間を捻出するために半年間準備をしました。業務の権限移譲をしたり、業務効率化を図るなどしました。また会社のメンバーや家族にも応援してもらえるよう、やりたいことを丁寧に伝え、理解してもらうようにしました。


梅川

まず入学前に準備されるところからスタートだったんですね。

若本憲治さん

そうですね。時間を作れなかったり、周りの人に応援してもらえないようでは、そもそも起業もできません。新しいことを始める時に、環境を整えることは大切だと思います。


梅川

確かにそうですね!
入学されてから一番大変だったことは何ですか?

若本憲治さん

プログラミング初心者どころか、タッチタイピングができなかったので、入学1か月前からタイピングの練習をしていました。入学前の話ですが、基本的なPC操作ができるというスタートラインに立つのが始めは大変でしたね。
講義が始まって、周りの方々も頭が良い方が多く、応用を効かせた課題を提出されている方もいたのですが、私は講義1回では理解しきれなかったので、習ったことを応用するのが難しかったです。

チームメンバーから事業を推進する仲間へ


梅川

同期の川島さんとは、在学中にチームを組まれ、GGA(グローバル・ギーク・オーディション)にも出場されていましたが、どういった経緯でチームになられたのですか?

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マイクを持っている方が川島さん。川島さんのインタビューはこちら

若本憲治さん

私から川島さんを口説きにいきました。
DEVコース21期生は、起業志望が多く、エンジニア志望の方が少な目でした。川島さんは、ストイックな方で、同期からの信頼も高かったです。聞いてはいないんですが、他にも声をかけられていたんじゃないかと思います。けれども、参加いただけることになりました。


梅川

なぜ、ライバルが多い中、川島さんは若本さんとチームになられたのでしょう?

若本憲治さん

「リアルだったから」ではないでしょうか。


梅川

というと……。

若本憲治さん

起業する際に、〜ができたらやるなど条件付きで語る人が多いのですが、私は絶対に事業を興すと決めていました。
憶測ですが、それが伝わったんじゃないかと思います。


梅川

川島さんとチームを組んでプロダクトを制作されてみてどうでしたか?

若本憲治さん

川島さんもお仕事をしながらの開発でしたが、寝る時間を惜しんで、一生懸命取り組んでくださいました。
今もGACCIの正社員として働いてくださっているのですが、川島さんの信頼で周りの人が集まってくれています。


梅川

今もGACCIの開発に関わっていらっしゃるんですね。

GGAでの出会いから1億円の資金調達を実施


梅川

若本さんと川島さんは、GGAに出場されていましたが、出場した後の反響はいかがでしたか?

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GGAに登壇した時の若本さん。

若本憲治さん

反響は結構いただきました。
様々な投資家の方とお話させていただき、投資検討いただいたこともありました。Open Network Labに出会ったのもGGA経由でした。そこから、Open Network Labの25期生となり、デモデーで優勝しました。そこから、資金調達をすることができました。

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2023年4月、シードラウンドで1億円の資金調達を実施されました。詳しくはこちら


梅川

素晴らしいですね!
縁がどんどん広がって開発も進んでいるGACCIですが、今後の展望について教えてください。

若本憲治さん

はい、まずはGACCIを全国のゼネコンに導入していただきたいです。そして、見積だけでなく、受発注や請求など工事に至るまでのプレコンストラクションに革命を起こしていきます!

入学検討者へのアドバイス


梅川

楽しみです!
では、最後にこれから入学を検討される方に、アドバイスをお願いします!

若本憲治さん

ジーズアカデミーに自分が探している答えが見つかるような気がしている、新しいことに挑戦したいと思っている人は、ぜひ入学して頑張ってほしいです。
その上で、楽しくもあり、大変な半年間でもあるので、自分の周りの人から応援してもらえる環境を作った上で挑戦してもらえるといいと思います。
起業してもいろんな人に応援してもらうので、まずはその環境を整えることが大切です。

人と人とのご縁を大切にされている若本さんの人柄が、インタビューでも伝わってきました。
ぜひジーズアカデミーで新しい挑戦してみたいと思われた方は、学校説明会にご参加くださいませ。

 

 

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