【イベント開催報告】初心者が爆速に成長するプログラミング学習方法とは!?
こんにちは!UNIT_SAPPOROコミュニティマネージャーの真知子です。
先日、
・プログラミングを学び始めたばかり
・難しくて一度挫折した
・忙しくて思う様に進められない
・次のステップへの進め方がわからない
そんな悩みを持つ方のために、普段からジーズアカデミーで講師をしているお二方をお招きし、「初心者が爆速に成長するプログラミング学習方法とは!?」を開催いたしました。
本来ならばハイブリッドで、EZOHUB(UNIT_SAPPOROメンバーが集う場所)に参加者の皆様にもお越しいただいて開催する予定でしたが・・・イベント当日から北海道には、コロナウィルスの影響で、3度目の緊急事態宣言が発令されてしまったため、完全オンラインでの開催となりました。
UNIT_SAPPORO主催のイベントは、数を重ねて参りましたが、この度新しい試み、「#爆速プログラミング」でTwitter投稿すると、ほぼリアルタイムでお二人に回答してもらえるという参加型のイベントを開催。
また、Twitterを使っていない方は、ZOOMのチャット機能を活用し、どんなことでも気軽に質問できる環境でイベントを運営しました。
登壇者紹介:福岡校主任講師、大杉太郎先生
まずは、講師のご紹介から。
お一人目は、大杉太郎先生。(以下、たろ先生)
G’s ACADEMY FUKUOKA 主任講師
茨城県つくば市出身、北海道大学大学院を2013年卒業。大手医療系メーカーにて企画・設計・開発のリーダーを経験の後、G’s ACADEMY TOKYOのDEVコース(7期)を卒業、プログラミングにのめり込む。
卒業後は仕事の傍ら、ジーズアカデミーでチューターとしてプログラミング教育活動に従事。
2018年の福岡校開校とともに、メーカーを退職し福岡に転居して「ジーズアカデミー福岡 主任講師」に就任。MENSA会員。
元々は医療系メーカーにお勤めだった、たろ先生。プログラミングを始めたきっかけは、もし会社をやめたら自分自身でなにも生み出せないんじゃ・・・という危機感から。
しかし、プログラミングなら PC 1 台でなにかつくれるぞ!という考えからジーズアカデミーの門を叩きます。
たろ先生は現在、ジーズ福岡と、UNIT_SAPPOROでも講師を務めてくださっていますが、福岡校で講師を務めることが決まった翌日に退職届けを出したとか…!
とても印象的でした!!
登壇者紹介:株式会社パタンナー 代表取締役CEO, ジーズアカデミーデータサイエンス教育主任研究員、深野嗣さん
お二人目は、深野嗣さん。
株式会社パタンナー 代表取締役CEO, ジーズアカデミーデータサイエンス教育主任研究員
1991年生まれ。大学卒業後、船井総合研究所に新卒入社。
エムスリーキャリア、AIスタートアップの執行役員を経て独立。
2018年から現在まで、国内大手企業からスタートアップまで幅広いクライアントのデータ分析・活用、プロジェクトマネジメントを支援。
2021年3月に株式会社パタンナーを創業。
ジーズに入学する前は、会社員時代に考えていたアイデアがプログラミングで解決できるんじゃないかな?と思ってはいたものの、事業アイデア自体はビジネスモデルも考えておらず、ぼやぁ〜っとしていたそうです。
入学前にいろいろ考えたけれども、結局は「プログラミングができるようになったら、自身にもつながるし、カッコいいよな」と思い、ジーズアカデミーに入学。
ジーズを卒業する頃に起業を試みるも、気絶し挫折されたとか…!
さまざまな出来事を経て、データサイエンス領域のサービスを提供する株式会社パタンナーを創業、深野さんは現在、G’s現役生・社会人(法人)向けデータサイエンスの入門講座の講師を担当してくださっています。
そんなお二人の知見やこれまでの経験をプログラミング初心者の立場で、どんどん展開していく本イベント。
モデレーターは初心者代表、EZOHUBの石塚(たみえる)さんが担当、司会は私、コミュマネ真知子が担当いたしました。
Q1.「プログラミング学習を始める時に何から始めたら良いですか?」
やはり学習は効率的に進めていきたいところ。
この問いに対して、たろ先生は、
「ただコードを書くのではなく、自分で創りたいもの目標にして書いてみる!人から言われたものは面白くない!」
「自分で動かしてみる!単純な足し算みたいなものなどでやってみる!何回か繰り返す事で、動きがわかってくる!まずは書いてみる!」
深野さんは、
「”今ちょっとストレスになっている作業を楽にしたい”あるいは”あの製品ってもっとこういう機能があったほうが私は良いと思うんだよね”という思いがあると、取り掛かりやすいかも?」
「ジーズ入学当初は、起業を考えていたのでビジネス的なものを創った。でも、他の同級生は、”帰りに何味のじゃがりこを買うのかを決めるアプリを作った!!”などユーモアであふれていて、プログラミングを心の底から楽しんでいた。そんな姿をみて、刺激になったし、これがプログラミングを学ぶときにいちばん大切な気持ちかもしれないなぁっと思った。」
などなど、考えるよりもまずは行動(書く)!ことが大切だということがひしひしと伝わってきますね。
この問いから、派生してこんな質問もぶつけてみました。
Q1-2.「プログラミング言語は何から始めるのがいいか?」
お二人からはこんな回答が得られました。
「プログラミング言語によって得手不得手あるので、初めから作りたいものがある時は必要な言語から始めるべきだが、特にない場合は自分にとってわかりやすいなって思える言語を選んでいいと思う!」
「JavaScriptみたいな見てわかりやすい奴がいいと思う!可視化はわかりやすいのでやった感がちゃんとでる!」
Q2.「独学でもプログラミングをマスターできますか?」
お二人がジーズに入学された理由の中の一つに、
ひとりで学習をつづけるのは自分には意志が弱くでできなかったこと、どうせならオンラインより通ったほうが強制力あって良さそう!と思ったからということがありました。
そんなお二人に「独学でもプログラミングをマスターできますか?」という質問をぶつけてみました。
「そもそも独学で覚えようという気が無かった(大学の時に少し触ったが全然わからなかったから)。」
「独学ですすめられる人は、自分自身でプログラミングの楽しさや本質に気づけた人だと思う。他人とプログラミングについてたくさん会話することで、刺激をもらったり、楽しさに気づけるタイプの人は独学じゃないほうがいいかもしれない。」
「ジーズアカデミーでは、webアプリケーションをゼロから作れるようなカリキュラムがある。アプリは、ユーザーが見ている画面を開発する言語(フロントエンド)とユーザーには見えない、コンピュータが内部で処理をする内容を書く言語(バックエンド)があり、そのどちらの言語にも触れることができる。卒業後に、人によってどちらの言語が好きか分かれるので面白い。お客さんと直接会話するウェイターがやりたいのか、あるいは会話はしないけどお客さんが喜ぶ料理とキッチンでつくるシェフをやりたいか。みたいなイメージ!」
Q2-2.「ジーズアカデミーのプログラミング教育とは?」
「同じ言語のはずなのに全然違うものを創ってくるのが本当に面白い!」
「僕は比較的課題通りにやるが、同級生がまったく違うものを創ってくるので、新しい視点や切り口を学ぶ事が出来る!」
そう、ジーズアカデミーでは、毎週毎週必ず決められた期限までに課題を提出するという決まりがあります。
お二人も在学中は、毎週出される課題を楽しみながら学んでいたのですね。
Q3.「プログラミングが出来るようになったら、何が出来るようになりますか?」
「サービスに対する改善点が思いつく。結婚式でARなどを導入してみんなをワクワクさせることが出来た。」
「世の中になければ作ればいい。」
初心者代表のたみえるさん、ツイッターやZOOMのチャットできた質問を拾いながらどんどんと気になったことを聞いていきます。
Q3-2.「どんな学習方法だと効率よくプログラミングを覚えられますか?」
「効率よく覚える方法はないッ!コツコツやるしかない…目標があるとモチベーションが維持できる!はじめはどうしていいかわからないから、時間だけ決めて勉強していく!」
「わからないことがあったまま、進んでいいんだ!と思えるようになること。車の免許持っていても、車が動く仕組みや構造をきちんと理解している人は少ない。それと同じように、わからなくても、まずは自分が思うようにプログラムが動いたから嬉しい!よかった!と自分を認めながら進めていくこと。プログラミングをつづけていくと、いつのまにか当時わからなかったことが突然わかるようになるので、大丈夫!」
少しずつで良いからコツコツと積み重ねていくのが大事ということと、今分からないのは当たり前ということが伝わり、プログラミング学習を始めたばかりの方、またこれからプログラミングを始めようとしている方にとって、すごく励みになるアドバイスを聞くことが出来ました。
参加者の声
参加者の方からの参加後のアンケートでは、
「お二人の例え話がどれもわかりやすかった。」
「色々なプログラミングの話を聞けて良かったです。また色々と交流の機会含めてあったらと思います。今後の転職とか仕事の幅も広げていきたいと思ってるので色々教えて下されば有り難いです。」
「プログラミングをはじめたきっかけなど楽しく聞くことができ、あっという間の時間でした。」
「みなさんのお話の内容がとてもわかりやすかったです!是非次回も続編や違ったテーマでの開催を楽しみにしています。」
などなど楽しくイベントに参加していただけたという声ばかりでした!
最後に
快く本イベントにご協力いただきました、たろ先生&深野さん!
とても刺激的で参考になるお話を本当に有難うございました!
今回の記事で紹介しきれなかったお二人のアンサーは、ツイッター、@unit_sapporo、もしくは「#爆速プログラミング」でご覧いただけます。
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