DXの意義や文化を理解し、社内での改革を後押しする。DXリーダーズ養成プログラムオンラインライブ授業開催レポート
こんにちは!G’s ACADEMYの梅川です。
2021年2月にデジタル変革者養成BIZコース DXリーダーズ養成プログラムのオンラインライブ授業が実施されました。
この記事では、その授業の雰囲気をお伝えします!
そもそもBIZコースとは
日本マイクロソフト株式会社とG’s ACADEMYが共同開発した、企業のDX推進人材育成を目的としたオンラインコースです。
実務に直結させるために、ポジションにあわせた二つのプログラムを提供しています。
まずはじめに、オンデマンド動画で基礎を学習したのち、オンラインライブ授業でより実践的に学んでいきます。
各プログラムは、withコロナに最適化させ、6か月間いつでも受講可能なオンデマンド動画学習との受講生とコミュニケーションを取りながらリアルタイムで学習していくオンラインライブ授業で構成しています。
オンデマンド講座では、DXに取り組んでいる企業の具体的な事例を学び、プログラミングに触れていきます。Python基礎講座、Pythonデータ活用入門、クラウドAzure入門と、基礎を予め学んだ上で、実際にオンラインライブ授業にて、データサイエンスに挑戦します。
DXリーダーズ養成プログラム オンラインライブ授業風景
DXリーダーズ養成プログラムのオンラインライブ授業は、2日間にわたって開催されています。
1日目は、「デジタルツールを知る」ために、実際に、Azure MachineLearningを使ってデータサイエンスの入り口を学びます。2日目は、「トランスフォーメーション」で、ワークショップ形式で、戦略立案のための思考法を習得していきます。最終的には、受講生自身が所属する組織でのDX戦略に落とし込んでいただくことがゴールです。
1日目 デジタルツールに実際に触れる
1日目は、実際に最新のデジタルツールに触れ、データサイエンスを体感します。現役データサイエンティストであり、G’s ACADEMYの卒業生でもある深野さんが講師を務めます。
まずは、Azureのアカウントを作成するところから、一緒に操作して学んでいきます。「クラウドのサービスって何かというと、マンションの賃貸と同じなんですよ」と、分かりやすいたとえを使ってくださるので、すっと頭に入ってきます。サブスクリプションの意味など、分かっているようで分からない専門用語も、丁寧に説明していただきました。
一通りの初期設定が終わったところで、一旦座学に入ります。「人工知能」という定義が曖昧な言葉について、ステップに分け、かみ砕いた説明をお聴きしました。
概念が理解できたところで、Jupyter Notebookを触っていきます。Jupyter Notebookは、Webアプリ開発で使うエディタとは異なる、ノートブック形式でプログラミングできるソフトウェアです。データサイエンティストが機械学習やデータ分析プログラミングを実行するときに使います。
ファイルを作成し、入力するところで、早速ほかの参加者の方から「エラーが出ます」と手が上がりました。そこで、画面共有で講師がチェックし、異なるファイル形式で作成してしまったことがわかりました。
自分のエラーだけでなく、他の人のエラーも一緒に体験することで、より多くのエラーに出会い、それを回避する方法を知ることができるのも、ライブ授業ならではの良いところですね。
2日目 戦略立案のための思考法を習得する
2日目は、コピーライター/CMプランナーとして活躍し、ハーバード大学デザイン大学院にて都市デザイン学修士課程修了された各務先生が担当されます。
講義は、そもそも「デザインとは何か?」という問いから始まり、簡単なワークを挟みながら進んでいきます。
「100円玉を書いてくださいと言われたらどんなものを書きますか?」
という身近な問いから、デザインに関する先入観を解いていきます。
私は、「デザイン思考は0から1を生み出すものだから、新しいアイデアを生み出すために有効なんだ」と思っていましたが、実は1から10、改善をするためのツールだったことには驚きました。すでにある技術のかけ合わせが、思いもよらないプロダクトに発展した例をいくつも紹介いただいたことで、0から1に固執するより、すでにある1から掛け算していく考え方に納得しました。
そのほか、BackcastingDesignやSpeculativeDesignといったデザイン思考について知り、実際事業に落とし込むとどうなるのか?を分かりやすく解説していただきました。
こうした複数のデザイン思考を学んだところで、実際にどうやって一人でアイデアを出していくのか。3つのワークを行い、体感していきます。
ワークは、数分個人で取り組んだところで、参加者同士でどんなことを考えたのかを共有します。他の人のアイデアを聞くことで、別のアイデアや事業としての広げ方を知ることができるので、オンデマンド講座とはまた違った面白さがあります。
前半で紹介してもらった事例のような、突拍子もないアイデアを自ら出すことができ、感動しました。
最後に「日本はドラえもんなどのSF作品が一番多く出されていて、アイデアを出す力はあるけど、実現しているのは海外企業。だから、アイデアには価値がないので、実践するのがいいですよ」と先生がおっしゃっていたのが印象的でした。
実際の受講満足度
*受講満足度アンケートは5段階(5:満足∼1:不満)で実施しています。
2日間のオンラインライブ授業受講者の声(満足度の理由)
1DAY
ー実際に手を動かし、且つ受講後にも見返すことができる内容(建築、30代、男性)
ーなぜこうなるのか、なぜこれを使うのかなどの意味を丁寧に解説していただけたので、とてもわかりやすかったです!少人数で実行するというところも、分からないところで手を上げやすかったのでとても助かりました!(IT、20代、女性)
ー超楽しかった!(IT、30代、男性)
ーAzureの使い方を実践できた。(コンサルティング、30代、男性)
ー従来のプログラミングの考え方と全然違って、ちょっと衝撃的でした。データサイエンスの重要性がなるほどよくわかった。(IT、40代、男性)
ーデータサイエンスと機械学習の違いがわかったことや、未知の世界が垣間見えたこと!(教育、30代、女性)
2DAY
ー全ての時間が刺激に溢れておりました。(建築、30代、男性)
ー考え方などとても勉強になりました。(不動産、50代、男性)
ー体験的に思考法を学ぶことが出来てとても、面白かった!また、プレゼンの流れがとても線で繋がっている印象があり、「だから最初にあの話をしたのか…!」と内容を線でとらえることが出来るような印象だった。表面的にしか理解できてなかったデザインをあらゆる視点からとらえ、かつ商品・サービス・DXのアイデアに繋げるにはどうすれば良いかを学ぶことができたので、ワクワクしました。(女性、20代、IT)
ーとても面白く勉強になる内容でした。(男性、30代、コンサルティング)
ーめちゃくちゃ面白かった!無限に01を一緒にやりたいです!w(男性、30代、IT)
次回のオンラインライブ授業は7月13日。
ぜひこちらからお申込みください!