中島さんのシリコンバレーインターンレポート⑤
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シリコンバレー滞在も3週目に突入しました。
これだけ滞在してるとだいぶ日常化してきてます。
日常になると東京より時間がゆっくり流れてることに気づきます
気候のせいなのか田舎だからなのか、わかりませんが、このゆとり(余裕)がイノベーションの源泉なのかなと思います。
どのぐらい田舎なのか一度確かめようと、シリコンバレーが一望できる丘に行ったところ見ての通り森みたい。
こんな狭い地域に、時価総額何兆円のIT企業が何社もあるんだから驚きです。
(実際、写真の中にAppleもGoogleも入ってます)
さて、今日はTeam Labさんがちょうどシリコンバレーで個展を開いているということを聞きつけお昼から遊びに行って来ました。
日本でも見たことなかったのですが、テクノロジーを駆使した作品がたくさんされていて非常に面白かったです。
人も多く大盛況という感じで、日本の企業が活躍しているところを見ると嬉しくなります。
そのあとは休憩がてら、最近こちらで流行ってるPhilz Coffeeというカフェチェーン店へ。
ミントが入ってるアイスコーヒーが名物らしく注文するとめちゃくちゃ美味しい!
日本でも流行りそうな味で、そのうち表参道あたりに出来て行列作ることでしょう。
店内ではプログラミングしている人ばかりだし、店の前に目を向けると、さらっとMongoDBのオフィスがあったりと、改めてITの街だなと感じさせられます。
そして、夕方からはHAKER DOJOと呼ばれるコワーキングスペースでやるイベントに参加しました。
(写真5-5)
HAKER DOJOはgoogleのキャンパス近くにあり、中はスタートアップの関係者でいっぱいです。
夜遅くなっても、みんなもくもくと開発に勤しんでました。
イベント自体はYamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley Inc. CEOの西条さんより、どうしたらシリコンバレーで成功するのかといった趣旨の公演で、それはそれは衝撃を受ける面白さでした。
イベントに来てる方々も日本の大企業の方で、駐在員としてきてる方が多く、日本もシリコンバレーで勝負しようと頑張ってるのに気付かされます。
最後にネットワークキング(懇親会)もあって、参加者の方々からもいろいろと話を聞いたのですが、みなさん口を揃えて言うのは思ってるより遥かに人脈が大事だと言うこと。
よく、シリコンバレーの人は連絡すれば結構会ってくれるとか聞きますが、全然そんなことなくて(あっても勢いのある若者?)やっぱりしっかりとした紹介等がないと会ってくれません。
私もこっちに来て、人脈は日本以上に大事だと感じさせられる出来事が何回もありました。
また、人と人とのコミュニケーションをすごく大事にしていて、よくこっちの人はメールで用件しか書かないから無駄がないとか言う話を聞きますが、全然そんなことなかったりします。
こういった細かい文化は2、3日の視察ではわからなかったので来て良かったなと思いました。
充実した1日の終わりは、そろそろ日本食が恋しくなってきたので日本食レストランへ。
日本にあっても流行ると思うぐらい美味しいお店で、大満足でした!
早いもので、そろそろシリコンバレー滞在も終わりが見えてきました。
残りの時間も精力的に動いて沢山のことを吸収できたらいいなと思います。