中島さんのシリコンバレーインターンレポート【最終回】
早いもので3週間のシリコンバレー滞在も、今日で終わりです。
終わってみればあっという間の3週間でした。
最後の報告は私がシリコンバレーに滞在してみて思った、素直な感想を書きたいなと思います。
シリコンバレーに来て何故ここまで、この場所は神格化されてるのかなというのをずっと考えていました。
来る前は何もわからなかったので、シリコンバレーと聞くとすごい!と単純に思ってしまってたのですが、その「すごい」の本当の所はどうなんだろうなってことです。
確かにシリコンバレーで会う人はみんな優秀な人達ばかりで驚かされます。
スタートアップの数も桁違いに多くて物凄い盛り上がっているし、お金も集まってます。
失敗するのが許容される文化で、みんな自由に活き活き仕事している感じも伝わってきます。
そして日が長く湿気がなくて、非常に過ごしやすいです。
こう書くとやっぱり「シリコンバレーすごい!」ってなるんですが、一方で東京だって全然負けていないことに気付かされます。
東京だって働いてみれば優秀な人だらけで驚くことが多いです。
渋谷や六本木に行けば、毎日のようにTech系のミートアップをしていて、スタートアップ界隈も充分に盛り上がってるし、お金だって必要(可能性のあるところ)にはしっかり行き届いている。
むしろ、東京はTech系以外の企業も集結しているため、シリコンバレー以上に人もお金も集まってるんじゃないかと思います。(人種の多様性はあまりないけど)
そして何より日本で生まれたからとか抜きにしても、東京の方が絶対住みやすい。
シリコンバレーの気候は素晴らしいけど、車がないと何処にも行けないし、田舎なので遊ぶところも全くありません。
物価も全米で最も高騰してる地域らしく年収1000万超えていても、東京でいう半分ぐらいの生活水準の暮らししかできないようです。
だから、私が思ったのは単純にアメリカで勝負したい、もしくはマーケットに進出したいのであればシリコンバレーに行けば良い。
でもそれは、日本で勝負するから渋谷や六本木に来るのと何ら変わりないんじゃないってこと。
シリコンバレーは間違いなく「すごい」場所だったけれど、東京も匹敵するぐらい「すごい」場所だなと思いました。
だから普段、東京にいる私が思ったのはシリコンバレーっていっても「思ってたより普通だったな」ってこと。
行ったことないとわからないから、シリコンバレーだから単純にすごいと思ってしまう、ただそれだけなのかなと思いました。
でも、きっとそう思うには実際に行ってみないとわからないと思います。
そして、そう思えるようになったのは一つの収穫だと思っていて、本当に来て良かったなと思ってます。
Tech系のみなさんは間違いなく楽しめると思うので、やっぱり一度は行ってみることをオススメします!
そして写真はインターン最終日に、3週間大変お世話になったchatwork山本社長と。
たっぷりとスタートアップマインドを吸収させてもらいました!
ありがとうございました!
並びにchatwork.incの皆様、OTOKICHIのメンバー、現地で出会った沢山の方々、シリコンバレー行きを支援・応援してくださった皆様、そしてまとまりなく、稚拙な文書ながらも最後まで読んでくれた皆様、ほんとうにありがとうございました!
今後も「世界を変えるGEEKになろう」の旗のもと、精進していきたいなと思いますのでよろしくお願いします。