【GGA優勝者の海外レポート】G’sとFinTechとUBER
2017年6月に実施されたG’s ACADEMY TOKYOのデモデー『GLOBAL GEEK AUDITION Vol.6(GGA)』で、建設業の職人と現場監督が作業員の手配に使うアプリ「助太刀くん」を発表して優勝した、我妻さんとイシンさんのペア。
お二人で「株式会社 東京ロケット」(現株式会社助太刀)を設立・起業しました。
GGAでは数多くの投資家からオファーを受け、5000万円の資金調達にも成功。
(詳しくはこちらのThe Bridgeの記事をご覧ください)
そして卒業からわずか6ヶ月で
・TechCrunch スタートアップバトル(2017年11月)
・IVS Launch Pad(2017年12月)
と国内最大級のベンチャーピッチイベントで連続の準優勝を獲得!
現在はメンバーも増えて、すごい勢いで成長中です。
そんな二人がシンガポールのスタートアップを視察に行ったレポートをジーズに寄稿してくれました。
(ジーズでは優勝すると海外のスタートアップイベント視察費が支給されます)
2回連続でご紹介します!では、まずは我妻さんのDay1レポートから。お楽しみください!
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今更ですが、11月にG’sアカデミーGGAの優勝賞金でシンガポールへ行ってきた時のレポートです!
怒涛の日々で、こんなに遅れてのご報告となってしまいました。すいません…。
さて、今回の目的は2つ。
1つ目は、世界最大規模のフィンテックのイベント、Singapore FinTech Festival 2017を見に行く。
そして、2つ目はシンガポールを拠点にアジアでスタートアップを展開するDoremingのCEOの桑原さんに会いに行くこと。
Singapore FinTech Festival 2017の方は、さすがのスケールでしたが、こちらはDay2ということでイシンの方がレポートします。
僕の方はDay1 到着→Dreming訪問→楽しいディナー。ここまでです。
DremingさんのシンガポールオフィスはこのACE International Centre に入っています。
ここは、シンガポール政府と海外大手企業が手を組んでスタートアップを徹底支援するという場所です。
こんな感じ↓
場所は工場の跡地をそのまま全部使っています。スケールデカイです!
利用者はほぼ海外の起業家で、アメリカの大学みたいな雰囲気です。(アメリカの大学行ったことないけど…)
オフィスはシェアオフィスになっています。その時はちょうど韓国の女の子たちのスタートアップが同居していました。中は超オサレです。
しかし僕も行動力には自信がある方ですが、こうゆうところに来ると、恥ずかしくて、そんな大口叩けなくなりますね。当たり前のようにアジアという巨大成長市場を狙いに、みんな行動しています。
当日はCEOの桑原さんと、CTOの石田さんとMtgしたのですが拠点はシンガポールにおきつつ、インドやベトナムでどんどん事業を広げていました。マレーシアなんか陸続きですし、ベトナム行くのも僕らが仙台に出張くらいの感覚です。やはり、ロケーションは大事ですね極東からきた日本人と台湾人は痛感してしまいました。
でも、僕の持論に「自分で想像できないことは、絶対に実現しない」というものがあります。この日、アジアで活躍する彼らと実際に会って話せたことで一気に想像できるようになりました。多分3年以内に僕はここにいると思います。
そして夜は、石田さんオススメのソフトシェルクラブの店「看板のない店」NO SIGNBOARD SEAFOOD Restaurant GEYLANG(無招牌海鮮)
うまい!ここは超オススメです。でも、シンガポール、ビールは超高いので気をつけてください。1,000-1,300円くらいします。5杯とか飲んだら…。
そしてホテルに戻りますが移動は、Grab。
余談ですが今回は、せっかくなのでちょっとした休暇も兼ねて前日にはマレーシアのランカウイ島経由でシンガポール入りしました。
ランカウイ島では、とてもラグジュアリーなホテルに泊まれたんですが、ロビーでタクシーを呼んでくれ、というとNoというんですね。
タクシーは遠回りや支払いのトラブルがあるからと。でどうするの?と聞いたらUBERのアプリ入ってるだろ?っていうワケです。
たまたまUIの勉強でイシンが入れていたので、入ってましたが僕のiPhoneにはUBER入っていませんでした…。
日本人としてとても恥ずかしいと感じてしまいました。
日本のタクシーとUBERの関係は、色々と難しい問題も抱えているのでここでは書きませんが、直感的に恥ずかしさを東南アジアの南の島で感じてしまったことは事実です。
UBERもGrabもやはり、とても快適です。
道はナビ通り、支払いもキャッシュレスで安心です。
「助太刀くん」という同じく、レガシーの巨大産業に挑む起業家として、今回の旅は本当にいい刺激をもらえました。
改めて、G’sアカデミーには賞金だけではなく、こんな貴重な経験をさせていただき、深く御礼申し上げます。有難うございました!
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次回は我妻さんのビジネスパートナー、イシンさんのDay2レポートを掲載します!