【GGA優勝者海外レポート】テックを使うと海外体験はどれだけ楽しくなる?
週末DEVコース8期生卒業制作発表会『GLOBAL GEEK AUDITION Vol.8)』の優勝者・荷福 怜さんより、海外視察レポートを寄稿いただきました!
今回荷福さんが設定したテーマは「テックを使うと、海外体験はどれだけ楽しくなるか?」。渡航準備から、IT利用の進むエストニア周辺でのテック利用まで盛りだくさんのレポートを、どうぞお楽しみください!
はじめに
こんにちは、G’s ACADEMY DEVコース(土曜コース)8期卒業生の荷福怜(にふく れい)と申します。
この記事では、主にジーズアカデミーでの受講を考えている方向けに、
・自己紹介
・僕のジーズアカデミーでの日々
・渡航の準備
・いよいよ海外渡航
・まとめ
をご共有したいと思います。
この記事では、ジーズアカデミーに来る前の僕くらいの知識レベルを前提に書いていきます(今でも全然詳しくないんですが)。みなさまの中には既にプログラミングについてお詳しい方、新しいサービスについてお詳しい方もいらっしゃると思いますが、軽い気持ちで読み進めて頂けると幸いです。
なお、長いので先に結論を3行で言うと、
・テクノロジー素人の僕が、G’s ACADEMYに入って人生を進化させた
・テクノロジーのおかげで海外渡航の体験はとても良くなったが、でも課題も多い
・G’s ACADEMYはいいところ
と言うことです。ではよろしくお願いします。
1. 自己紹介
僕は、不動産会社、ITコンサルを経て、2017年は戦略コンサルとして働いていました。で、年明けに友人と食事をしながら「今年何に挑戦しようか」という話になり、僕は機械学習ブームが気になっていたので、プログラミングを学ぶことになりました。仕事も忙しい中、妻も子供もいるのにプログラミングスクールを探して、G’s ACADEMYに入れることになりました。
卒業後は、G’sで知り合った転職エージェントKey Playersの高野さんにお世話になって、Web業界に入ることができました。今は株式会社Speeeのイエウールという不動産売却マッチングサービスでWebディレクターをしています。未経験の業界なのにこんなプロフェッショナルな仕事によく転職できたものです。しかも結構やりたいことを自由にやらせて頂いています。プログラミングだけじゃなく転職もお世話になってしまって、G’s ACADEMYには感謝してもしきれません。
ところで、G’s ACADEMYに入ろうという方は、「卒業後は○○で起業して○○して、・・・」という方もいるでしょうし、そんな方はここまで読んだところで興味を失ってしまうかもしれませんが、いやいや僕でもこれだけ人生を変えることができた(未経験 → プログラミング能力+Webディレクター)のです。僕なんかよりもっとすごい素質や、具体的なプランがある方はもっと大きく人生を前進させることができると思います。そんなチャンスが得られるG’s ACADEMYを知ってもらうためにも、僕がG’s ACADEMYと海外アクティビティで得たことを共有させてください。
なお、僕についてはKey Playersさんに取り上げて頂いたので、ご興味あればそちらもお読みください。
また、僕が働いている株式会社Speeeも、とても素晴らしい会社です。Web業界のトッププレイヤーの一つで、優秀かつ人格者な方ばかりで、企業のカルチャーも素敵といういい会社です。ご興味あれば、Speeeのサイトも見てみてくださいね。
2. 僕のジーズアカデミーでの日々について
僕が入学したDEVコースは土曜に授業があるコースで、毎週講義後に宿題が出る&卒業時には自分のプロダクトを作るというアグレッシブなコースでした。入学当時の僕の知識レベルは、それまでHTMLとJavaScriptはProgate(これも超素晴らしいサービスすね)で少し勉強したことがあるけどGitとかDBとか何?くらいのレベルで、素人に短い毛が数本生えたくらいのレベルでした。
はじめは静的なWebサイト(コーポレートサイトみたいなやつ)を作るところから始まったんですが、毎週授業に出て、課題をなんとか提出する中で、こんな僕でもDBや機械学習を使ったWebサービスを作れるようになって、自分のサービスも公開できました。素人からこうなれたんだからG’s ACADEMYってすごいですよね。
それに加えてすばらしいのが、G’s ACADEMYのコミュニティで、僕は優秀な同期生の方と生涯残る絆を作れましたし、過去の卒業生の方とコネクションを作ることができました。G’sの卒業生同士なら、顔を知らなくてもコンタクトすれば反応してくれます(実際、助太刀君を作った我妻さんにFacebookで相談のメッセージを送ったらすぐに相談に乗ってくれました。忙しいのに・・・)。本当にすばらしい学校生活でした。
なお、学校生活はそれなりにハードで、プログラミングのための時間を半年間は確保する必要はあります。僕の場合は、平日は勉強できなかったので、土日に集中して勉強できるように諸々調整しました。妻や子供は全面的に応援してくれたので、とてもありがたかったです。ありがとう妻子。
それから、カリキュラムのレベルが高いので尻込みしてしまう方もいるかもしれません。一応補足しておくと、おそらく一番大切(かつそれ以外はいらない)のは、質問しようという姿勢だと思います。僕も分からないことだらけでしたし、今もそうですが、教えて欲しい気持ちさえあれば、誰かに聞いたら答えてくれます。答えてくれなかったらもう一回質問すればいいだけの話です。なので、今時点では素人でも、何かやってみたい、人生を変えてみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。
3. 海外アクティビティの準備
3.1 卒業制作発表会で優勝するともらえる海外視察の権利/そして僕が選んだ渡航のテーマ
G’s ACADEMYでは、卒業時にGGA(Global Geek Audition)という製作発表会があります。
優勝者は海外のIT・スタートアップ視察の権利がプレゼントされます。行き先は自由で、例えば2期の望月さんはドイツ、6期の我妻さん・謝さんはシンガポール、7期の井上さんはインドネシアに行かれたそうです。僕は辛くも優勝できて、海外視察の権利を頂き、北欧のエストニア、ラトビア、フィンランドを視察に行ってきました。
僕が視察に設定したのはどういうテーマだったかというと、「テックの利用が進んでるエストニア周辺はどんなところかみてみよう」「今、テクノロジーを使ったら海外体験はどれだけ楽しくなるのか・まだ不便なところは何か」ということでした。
まだご存知の方は少ないかもしれませんが、エストニアはIT先進国として有名ですし、その隣のフィンランドは古くからデザインで課題解決に取り組んできた国です。最近話題になることも増えてきてますし、テックとデザインは僕にはとても興味があるので一度行ってみたいと考えていました。
また、海外体験がテックでどう良くなっているのか(いないのか)、という問いは、プログラミングを学んだことと荷福家の方針が両方関係しています。
せっかくプログラミングを学んだので、当然どういう風にテックが使われて新しいサービスが出てきたことは知りたかったですし、今年は家の方針上次女も海外に連れていく必要がありました。
また、荷福家では、保育園のあいだに海外渡航を一度してもらって、子供に刺激を受けてもらいたいと考えています。
昨年僕はGGAに向けてプログラミング漬けの日々でしたので、妻と長女だけがドイツ・フランスに行ってしまいました(僕はその間に誕生日がきてしまいテックの人らしくビッグマックを食べたのが切なかったけれど、卒業設計仲間たちにお祝いしてもらえた)。今年は次女の海外渡航の年なのですが、優勝もできたので結局家族全員で行くことにしました。長女と妻は2回目になるのでお得ですね(まじかよ)。
つまり、海外IT視察のメンバーは妻、娘(7)、娘(5)、僕の4人でした。
3.2 海外アクティビティの準備(長いよ)
家族で海外に行くというのは大変です。全員が満足しないといけないし、子供は体力がないのでケアしないといけないし、お金も結構かかります。なので、準備からとても大変でした。何を言いたいかというと「帰るまでが遠足だ」という格言がありますが、その逆で「準備からが旅」です。そのくらい家族で旅するのって大変なんです。
せっかくテクノロジーについて学んだわけですから、海外渡航のUX(ユーザーエクスペリエンス)を知って、何かソリューションのネタを知っておくのもいいじゃないですか。そしてぜひG’s ACADEMYに入って、解決してください(まじで)。
やはり準備は大変で。是非ともテクノロジーを使って解決したいところです。
そこで我々はどうやって準備を進めたかというと、
・slackで家族渡航チャンネルを作って、行きたい場所を閃いた時にメモするようにして、ネタを蓄積した
・TripAdvisorで、良さげな場所を探した
・Google Spreadsheetでプランをスケジューリングした
・Booking.comで、民泊できる場所を探した
ということでした。slackを使うあたりがテックっぽいですね(苦笑)。繰り返しますが、この記事は、
(今でも全然詳しくないんですが)
さて、それぞれ説明していきます。
(準備1)slackの家族渡航チャンネル
slackはチャットツールですが、facebook messengerと違って、トピックごとにトークを分けることができます。LINEのノートでもいいじゃねえかと思うかもしれませんが、会社でもslackを使っていてslackの方がマメに確認するし、ノートよりも操作性が良く、コンパクトなのでトピックを探しやすいんですね。昼休みなどにパッと思いついたことを投稿するのもslackはとてもやりやすかったです。
slackについては特に不満はありませんでした。
家族旅行チャンネルの作り方はこちら(夫婦共有Slackのススメ。)を見てみてください。
(準備2)TripAdvisorで、良さげな場所を探した
今回渡航先に選んだエストニア(の首都タリン)、ラトビア(の首都リガ)は、それぞれあまり日本から訪問した方は多くないようで、検索してもなかなか情報がありませんでした。ガイドブックを買いましたが、例えばレストランだと食べログの点数みたいな情報はないので、なかなか訪問先を決めるというのは難しかったです。
そこで活用したのがTripAdvisorでした。TripAdvisorだと、実際に行った人の意見が見られるのでありがたかったです。なお、例えば東京23区の観光スポットでは新宿御苑や両国国技館など、まあ確かに旅行者の方からするとアリかな、という場所を紹介してくれます。サムライミュージアムなんて完全に知らなかったですね。外国から来た方にはオススメかもしれません。
なお、TripAdvisorには少し思うところがありまして、あまり好みを反映しやすい仕組みではなかったように思います。「いくつかお気に入りスポットを登録させて、それに応じた場所を紹介する」Amazonの「この商品を買った人はこちらも買っています」みたいな機能があれば、訪問先選びがより面白くなったんじゃないかなーと思いました。
(準備3)Google Spreadsheetでプランをスケジューリングした
先ほどのSkackの画面で、家族旅行の調整シートが載ってますね。(笑)
「いやいやGoogle Calender使えよ」と思うかもしれませんが、その前に、行きたい訪問先のロングリストを作るのと、最終的にどこに決めるかという手順が必要です。それなのでGoogle Spreadsheetを使いました。古き良きスプレッドシートの使い方ですね。Google SpreadsheetはExcelとほぼ同じ機能を持ちながら、インターネットとノートPCさえあれば使えるので、妻と共有しながら訪問先候補を追加してけたのが良かったです。
ただ、行きたいところを文字通りリストアップする(都市名、国、参考URLとかを表に転記する)のは正直めんどくさかったです。これもっといい方法なかったのかな?トリップアドバイザーとかで簡単にできないのかな?とか思いました。
(準備4) Booking.comで、民泊できる場所を探した
宿は民泊一択でした。我々は4人で渡航したのですが、4人でホテルを取ろうとすると、2人部屋をふたつ予約するとか、1部屋+エクストラベッドということになってまあまあ高くつくんですね。それにキッチンもないから、子供が現地の食事に合わないときは日本から持ってきた食事を作るなんてこともできない。民泊にして普通のマンションに泊まれれば、4人で泊まれるし食事も作れるわけです。
そして、宿はAirbnbではなくBooking.comで選びました。なぜ流行りのエアビーではなくこちらを選んだかというと、去年妻が長女を連れて行った時に、子供がいるからと断られてしまったんですね。なので、確実に宿が手配できるBooking.comを使いました。
4. そしていよいよ渡航(前置き長くてすみません)
前置き長くてすみません。(長い長い)準備をへて、我々は2018/12/7から、6泊8日で行ってきました。
旅程は、ヘルシンキ ==> エストニア ==> ラトビア ==> エストニア ==> ヘルシンキ、でした。
渡航のテーマは「いま、テクノロジーを使ったら海外体験はどれだけ楽しくなるのか、そしてまだ不便なところは何か」なので、旅行記的な話もあります。
フィンランド(1日目、5日目)
北欧の代表的な国、フィンランドです。デザインで有名で、建築家のアルヴァ・アアルトや、食器のイッタラやアラビアなどを生んだ国です。
特に思い出深いのが、アアルトの自邸、デザイン博物館でした。
アアルト自邸(1日目)
アアルト誰やねんと思うかもしれませんが、近代建築の巨匠の一人です。20世紀初頭に欧米が大量生産社会に入っていき、建築界も新しいデザインを模索する中で、現在でも通じる生活像を100年も前に描いたすごい人です。まあ一言でいうとおしゃれな建築を作った人です。
アアルト自邸はヘルシンキ中心部から路面電車で20分くらいのところにあります。我々が行った日はひどい雨で、家族全員でめっちゃ濡れながら駅から歩いていきました。
この辺りから子供が強くなり始めました。
なお、路面電車はスマホでチケットを買うことができました。(後述)
そして、めっちゃ濡れながら着いたアアルト自邸は素晴らしいところでした。
アアルト自邸は1936年に建てられたそうですが、いまだにおしゃれですね。先見の明ありすぎですね。
現在でも通じるおしゃれさを実現するのはとても難しいのです。「今の人の美的感覚に合う」「それなりの量を、それなりに低いコストで作れる」「今の家具と比較しても機能や耐久性が十分」など色々な条件を実現しなくてはいけません。それを100年近く前に実現してるとかほんと凄いですね。僕が2100年の暮らしをデザインしろって言われても無理ですもん(したいけど)。
再びおしゃれですね。
デザイン博物館(5日目)
あんまり取りあげられることがないんですが、ここも素敵な場所です。
フィンランドの色々な時代のデザインを見ることができます。
確かここの説明に書いてあったと思うんですが、フィンランドは小さい国なので、海外市場向けに製品を作ることを目指しているそうなんです。
それに、20世紀初頭工業が発達しておらず、その分デザインが発達したそうです。
それが今のフィンランド製品が日本など海外でよく売れていることに繋がっているということで、弱みと強みは表裏一体なんだと思いました。
要はおしゃれですね。なお、食事は美味しく人が親切でもあり、素晴らしい国でした。
エストニア(2日目、4日目)
エストニアはIT先進国と言われています。Skypeが生まれた国だったり、政府のIT活用がとても進んでいて国外在住の方でも会社登記が簡単にできるということです。
一方、首都タリンには世界遺産にも登録されている「タリン歴史地区」もあり、新しいんだか古いんだか分からない、とても面白い国でした。
タリンにはエストニア政府のIT施策を教えてくれるところがあり、本当はそちらに行きたかったのですが、担当者の方と都合が合わず行けませんでした。
また、テックカンファレンスも色々あるそうで、都合がつく方はぜひ行ってみてください。
僕たちは2日目も4日目も旧市街で過ごしました。まあ何というかすごかったです。中世感が半端なかったです。
なお、両日とも雨が降ってました。子供達はさらに強くなりました。
素敵ですね。
素敵ですね。中世感に溢れていますね。
なお、エストニアもご飯美味しかったです。
ラトビア(3日目)
我々は首都リガに行きました。リガはバルト三国最大の都市と言われていて、人口も200万人で愛知県と同じくらいだそうです。
なお、長女の靴を買わないといけなくなって我々は現地のお店を探してみましたが、愛知よりはお店は少ない印象でした。
リガにも大きな旧市街があったり市場があって観光しました。
ここの旧市街はエストニアよりも中世感は少なかったですが、面白い工芸品があり、妻(ECサイトを運営している)はとても楽しげにみていました。
リガはクリスマスツリーを飾った国なんだそうで、子供よりむしろ我々の方がびびっていました。歴史がありますね。
ラトビアもご飯美味しかったです。
では、まとめを書いていきます。
5. まとめ
振り返ると、海外アクティビティのテーマは「テックの利用が進んでるエストニア周辺はどんなところかみてみよう」「いま、テクノロジーを使ったら海外体験はどれだけ楽しくなるのか、そしてまだ不便なところは何か」でした。
エストニア周辺の国々の様子は先ほどの写真をみていただくとして、テクノロジーが改善した旅行体験と、課題と感じた部分を書いていきます。
楽しくなった点
ライドシェアはやはり便利(使ったサービス:Whim、UBER)
市内の移動では路面電車かタクシーを使ったのですが、その際に、我々はWhimとUBERを使いました。
Whimはフィンランドのサービスですが、アプリからタクシーだけでなく、公共交通の決済もできます。
感想としては、「とにかく便利」の一言でした。
・行き方も費用も分かって
・タクシー運転手との値段交渉もせずにすみ、
・現金が要らない
個人的には、特にWhimは良かったなーと思ってます。
海外から日本に来たときに、チケットの買い方にはまず困るので、アプリでよしなに決済してくれると嬉しいですよね。
日本人としては、公共交通だけじゃなく、レンタカーもカバーしてくれたら随分移動の選択肢が増えていいのになと思いました。
ただ、Whimも弱点があって、ヘルシンキ中心部から離れたフェリーターミナル周辺ではタクシーが見つからず、UBERを使いました。UBERはエストニアでも使えて便利でした。
民泊:家族との渡航には良い
民泊も良かったです。
家族4人一部屋で泊まれるし、安い。
キッチン付きな部屋も簡単に探せるというのも良いところでした。
キッチン付きは案外重要で、子供なんか特に現地の食べ物が合わなかったり、ちょうど良い家族連れてける店がなかったりするものです。
なので、日本から持っていったうどんやらを食べさせることができたので、とても助かりました。
TripAdvisorも便利
まあこれは言わずもがなですかね。食べログのようなものなので、どういう観光地に行くと良さそうかとか、いいレストランとか見つけられます。
何が良いってどこでもカバーしてくれてるところで、リガ情報は日本にはあんまりなかったと思うのですが、TripAdvisorでは海外の方の体験含めて探せるので、色々見つけることができました。
現金は要らなくなっていた
渡航中、現金を使ったのは1〜2回でした。基本的に買い物はクレジットカード、移動はアプリで決済してました。
日本でも現金はあまり使ってませんが、小さいお店や地方に行くとまだクレジットカードが使えないお店も多いんじゃないでしょうか?
クレジットカードで決済できたので、手持ちの現金の量を気にする必要はないし、両替の手間も要らないのでとても便利でしたね。
まだ不便なところは何か
自分が便利なサービスを見つけてないだけかもしれませんが、こんなところは結構困りました。(五七五にできました)
計画が、当日なかなか立てにくい
渡航中は、当日どう動こうとか、どのへんでご飯食べるかとか考えることがあると思いますが、けっこう苦労しました。
予定が変わったりすると、再び「行きたいところの候補は?」=>「その中で行けるところは?いつ行くか?」を、地図を見ながらやらないといけません。
結局僕らは紙の地図にメモをしてたような気がしますが、まあまあ面倒だし、アプリじゃないから現在地は分からないしで不便でした。
民泊はコスパ良いけど不便すぎ
民泊は素晴らしいです。素晴らしいのですが、唯一ネックだと思ったのが現地での宿探しです。
僕らは毎回、「鍵の受け取り場所を探す」「部屋を見つける」のですごい苦労しました。
google mapで宿まで着いても、別の棟の部屋だったりすると気づけないんですよね。それにフロントもないから聞くひともいない。
これはBooking.comの限界かもしれませんが、貸主の人にeメールで連絡とって、宿の場所や鍵の開け方を確認するのはとっても手間でした。
夜だし疲れてる中で家族で途方にくれました。まじでしんどかったです。(子供と妻はカフェで待ってもらって、僕が鍵と宿を見つけてくるみたいな感じ)
そこでようやく気付いたのですが、、what3words
って超いいサービスですね。このサービスは、世界を3m四方の枠で区切って、住所を3つの単語で表現するというサービスです。このサービスを知った時は「なんやねんこのサービス」(関西弁は喋れませんが)と思ったのですが、まさに民泊で活きるサービスだと思いました。鍵はここで受け取り、ドアはここから入るんですっていうのが地図で精度良くわかるようになったら、我々のように苦しむ(笑)家族は減るんじゃないかと思いました。
さらに言うと、鍵の受け渡しはスマートロックでもいいじゃんとも思うので、この辺はG’s ACADEMYに入るIoT勢にお任せしたいと思います・・・。
アルバムが手軽に作れりゃいいのにな
子供達は、写真がアルバムみたいにまとまってるのをすごく喜びます。
スマホに入ってるからすぐ見られるんですけど、いずれ他の写真が増えると見なくなりますしね。
一方でアルバムってすごい作るの大変だから、簡単にピックアップして、コメントつけて、アルバムができるようなサービスがあるといいのにな。
海外アクティビティとG’sを振り返って
渡航はとても楽しかったですし、テクノロジーのおかげでかなり便利になったと実感しました。
僕が学生だった10年前とは大違いですよね。
でも、ちょっと訪問しただけでも色々ストレスになる点を見つけたし、それ以外にも絶対あるし、そのどれかはきっとテクノロジーで解決できると思います。
解決するのはこれを読んだあなたか、他の誰かかもしれないし、僕かもしれません。
重要なのはここに自分を含められるようになったことで、自分もこの問題を少しでも解決できるかもしれない、と思えるのは、G’sに行けたからなんだなあと思います。
皆さんもぜひ色々と挑戦していただいて、機会があれば僕に教えてくれれば幸いです。