【BIZコース受講者インタビュー】 なんとか事業にITを組み込みたい。学習の果てに気づいたこと
デジタル変革者の養成を目指すBIZコース。どんな方が、どのような思いで受講されるのかを本人へのインタビューを通じてお届けします。
今回はDXリーダーズ養成プログラムを受講された嵯峨さんに、G’sスタッフ大堀がお話を聞きました。

嵯峨 輝幸さん
道路やトンネル、上下水道などのインフラを整えるのに欠かせない測量設計業の会社を経営中。北海道 岩見沢市を中心に、農地やダムなど多様な測量設計を手がけ、地域のインフラ整備を担っている。
受講の背景
嵯峨さん:もともと北海道 岩見沢市を中心に測量設計の事業を営む会社を経営していました。
路上で大きな三脚とカメラのようなものを用いて何かを測定している人がたまにいますよね。彼らは測量士と呼ばれ、工事を行う前段階として必要な調査をしています。この測量をもとに建物やダムなどの設計をしていくのですが、これらが弊社の中核事業です。
大堀:まさに地域を支える仕事ということですね。
BIZコースにはどういった経緯でお申し込みされたのですか?
嵯峨さん:BIZコースの紹介ページで強く主張しているデジタルトランスフォーメーションにかねてから関心がありました。
前職でIT企業に勤めていたこともありまして、会社の事業にどうにかしてITを生かせないかとずっと課題として感じていたんです。
一方で、ITを積極的に取り入れなくても事業は成り立つ、取り入れた方がいいけど取り入れなくても問題は起こらないものだったので、なかなか本腰を入れて学ぶ機会がなかったというところはありました。
大堀:なるほど。
嵯峨さん:そんな状況でBIZコースを見つけて申し込みました。
もともと、G’sの週末DEVコースに入学してプログラミングは学んでいたのですが、もっとITを会社の事業に生かしていくきっかけが欲しかったのが理由です。
実際にBIZコースを受講してみて
嵯峨さん:オンデマンド動画教材、オンラインライブ授業ともに刺激を与えてくれました。
例えばオンデマンド動画では、ゑびやさんという企業が自社でどのようにデジタルトランスフォーメーションに取り組み、成果を出してきたかを紹介していました。様々なことに取り組んで成果を出されたようですが、何よりも施策や結果としっかり向き合い改善を重ねていく姿勢が大切なんだと気づかされました。

大堀:デジタル技術の扱い方ではなく、姿勢に気づきがあったのですね。
嵯峨さん:はい、細かいことはさておき、何度も仮説検証を繰り返すことが一番重要なんだと伝わってきました。もちろん最も大変なことだとは思いますが。
オンラインライブ授業について
嵯峨さん:二日間のオンラインライブ授業のうち、深野先生の講義(DAY1 AI導入レッスン)は、私自身プログラミングを学んでいたので、あまり難しくは感じませんでした。他の方々に関しても、深野先生がAzureやAIをとても丁寧にレクチャーされていたので問題なさそうな印象でした。
「講義で分からなかったことは講義後に気軽に個人あてに連絡くださいね」と連絡先も教えていただき、実際に質問に答えていただいたこともありがたかったです。
大堀:それはうれしいですね!どんなことを質問されたのですが?
嵯峨さん:機会学習を実際に設計や測量業務に生かすにはどうしたら良いかを個別に尋ねました。関連した具体的なアドバイスをもらったので、その後の復習もかねて勉強の方針にしています。
また各務先生の講義(DAY2 DX戦略ワークショップ)は、とにかく面白かったの一言です!
デザインとアートの違いを教えてもらい、デザインに対する考え方を再認識することができました。とても面白かったのでその場で各務先生の出版されている本を購入しました(笑)

大堀:そうとう面白かったことが伺えます(笑)
では今回の学習をどのように今後に生かしていきたいですか?
嵯峨さん:個人的に一通り学習して一番感じたことは、すべてにおいて『まずはやってみる。手を動かしてみる。』という姿勢が中心にあるんだなというところでした。
オンデマンド動画で出演された方も、深野先生も各務先生も、全員共通して『まずはやってみようよ』といっているように感じたんです。
私も、『まずはやってみよう』という姿勢でITを事業に組み入れるべく、愚直に挑戦を続けていきたいと思っています。