エンジニアとして技術を磨くだけでなく、プロジェクトの根本を考え続ける【週末集中コース講師・ふくしまさんインタビュー後編】
こんにちは、ジーズアカデミー東京校スタッフの藤井です!
ジーズアカデミー週末集中DEVコースでPHPの授業を担当いただいている、ふくしまはやとさんへのインタビュー。
前編では講師として、どんなことを大切に講義をいただいているかについてお聞きしました。
後編では、エンジニアとしてのふくしまさんや、卒業生として見るジーズアカデミーについてお聞きします!
―前編にて、長く営業職で働いてから週末集中DEVコースに入学し、現在はエンジニアに転職されたとお聞きしました。営業からエンジニアだと、仕事の進め方がかなり変わったんじゃないでしょうか?
そうかもしれないですね。営業は基本的に個人プレーですが、エンジニアはチームプレーのほうが多いと思います。例えばフロントとサーバーサイドでも皆が皆違うことやってたらだめで、方針のすり合わせが必要なんですよね。規模にもよりますけど、超凄腕エンジニアじゃない限りチームで開発をしていることが多いし、連携は営業よりも必要かもしれないです。
―ふくしまさんが、エンジニアとして開発するうえで大切にしていらっしゃることはありますか?
可読性の高いコードを書くことですね。端的に、誰が見ても分かりやすいものを書く。他の人も読みやすいようにという優しさと、同時に自分が後から見返しても理解できるようにという意味で心がけています。
あとこれは少し質問から離れてしまうのですが、エンジニアが不要なら登場せずに済むようにしたいと思っています。

―というと、具体的にはどのようなことでしょうか?
極端に例えれば、毎朝出社したときにチャットで「おはようございます」と書くルールがあったとします。それがだんだん億劫になってきて、出社時にドアを開けたら自動で顔認証して、出勤した各社員の「おはようございます」が投稿されるようにしよう!となり、エンジニアが専用アプリを開発する・・・なんて流れがあるとするじゃないですか。
そういう時に、そもそもそのルールはいらないから、その工程もいらないよねと思える目線を持っていたいんです。
エンジニアは技術で解決できることが多いですが、技術に頼りすぎず、考えることを止めず、問題の根本を考えることは常に大切にしたいと思っています。
―次は、卒業生目線で見たジーズアカデミーについてお伺いします。ご自身がジーズアカデミーに通ったご経験から、どんな方がジーズアカデミーに合っていると思われますか?
創り上げたいものがある人、明確に作りたいという気持ちがある人は誰でも、だと思います。逆に、何となくエンジニアって楽だと聞いた、みたいな動機だとジーズは大変かもしれないですね。
手取り足取り教えてくれるところではなくて、背中を押してくれたり支援してくれる場所だと思っています。
―ジーズアカデミーは自走力をつけることを大切にしていますもんね。
最近はプログラミングを学ぶ方法が増えてきていますが、ふくしまさんはジーズの特色は何だと考えますか?
特色はやっぱり、GGA(Global Geek Audition/ジーズアカデミーの卒業制作デモデー)があることですね。企業の採用担当とか投資家が集まって大規模に審査する、スカウトがあるなんて機会は、自分調べですけど他の学校にはないと思います。すごく刺激的でいいですよ。
メンターについてもらって卒業制作を作る過程もいいですね。こちらも刺激的です。起業とか新規事業立ち上げとかを目指してる人はジーズがいいと思います。
自分で作りたい、という気持ちさえあれば人は自然に自走していきます。恐れず人に聞くことができるし、検索もする。
自分で考えて行動する方はジーズで楽しく自走できると思うので、そういう方はぜひ来てください!

―ふくしまさん、ありがとうございました!
他業種からエンジニアに転職し、平日はエンジニア・週末は講師として活躍するふくしまさん。未経験からでも諦めずDeployを重ねることで、道が拓けるということがお話をしていて伝わってきました。
また、技術に頼りすぎず事の根本を考え続けたいという言葉は、ふくしまさんがこれまで重ねてきたご経験があるからこそのものだと思います。
卒業後も愛をもってジーズアカデミーのコミュニティに関わり続けているふくしまさんのように、ジーズアカデミーの熱量高いコミュニティはジーズに関わる全ての人のおかげで拡大・成長を続けています。
そんな人たちをこれからも増やすことができるように、背中を押す場所であることができるように、私たちスタッフもサポートを続けていきます。