【BIZコース受講者インタビュー】「人のために何かしたい人がDX推進に向いている」ハウステンボスでDX推進を担当することになった理由
デジタル変革者の養成を目指すBIZコース。どんな方が、どのような思いで受講されるのかを本人へのインタビューを通じてお届けします。
今回は社内開発スタートアッププログラムを受講された小野さんに、G’sスタッフ梅川がお話を聞きました。
―――受講を決められた理由は何でしたか
2つあって、1つは、「DXとは何か」をしっかり理解したかったからです。
元々、鹿児島で会社を経営していて、パソコンのセットアップやインターネット回線の販売促進業務等を行っていたため、「デジタル化」については取り組んでいました。しかし、これからの時代は、「DX」だという話を聞くようになり、DXとは何かを理解したいと思うようになりました。
そのため、記事を読んだり、セミナーに参加したりしました。けれども、どれも定義が曖昧で捉え方が異なるため、名前がひとり歩きしている状態で、もやもやしていました。
そんな折、デジタル変革BIZコース社内開発スタートプログラムが開講されることを知り、ジーズアカデミーが主催しているということもあって受講しようと思いました。
もう1つの決め手は、カリキュラム内容を見たときにオルターブースの小島さんとEBILAB の常盤木さんがいたことです。 以前にセミナーを聞いたことがあり、とても分かりやすかったので、このお二人がいれば理解しやすいだろうと思いました。
―――受講して印象に残っていることを教えてください
やはりEBILABさんのオンデマンド講座とオルターブース小島さんのオンラインライブ授業です。
今、ハウステンボスにて、DX推進メンバーに入れていただいているのですが、多くの社員が、初期の私と同じように「結局DXって何?」という状態でした。そんな中で、皆さんにどう伝えれば理解や共感を得られるのかに頭を悩ませていました。
そこで一番分かりやすかったのが、EBILABさんの事例でした。動画が大変わかりやすく何度も見ました。単なるデジタル化ではなく、実際に現場の人が、どうデータやデジタルツールを社内に取り込んでいるのか、イメージを持つことができました。そのため「DXって何なの?」を伝えやすくなったと感じています。
オンラインライブ授業では、アジャイル開発の考え方や概念が、DX推進に向いているのだと体感できました。週末DEVコースに通っていたものの、アジャイル開発はやってこなかったため、とてもいい経験になりました。
―――受講された後、実際に行動されたことはありますか
DX推進本部所属となるきっかけを作ることができました。
実は、DX推進本部に入れていただいたのは、受講し始めてからなんです。
以前は、これまでの経験を活かし、イベント課に所属していました。しかし、講座を受ける中で、「今のハウステンボスにはDX推進が必要なんじゃないか」と思うようになりました。
そんな時「DX推進本部があるらしい」というのを耳に挟んだのですが、コロナ禍でまだ本格的には動き出してないようでした。そこで、社長、CMOに直接話に行って「こんなときだからこそ、ぜひハウステンボスでこんなDX推進をしたいです!」と提案したんです。
学んでいたことが自信になって、アピールしに行けたんだと思っています。
その後、「じゃあDX推進本部においで」と呼ばれ、今に至ります。
ハウステンボスという有名な企業で、DXに携われたことは、自信にもつながり、とても良かったです。
―――今はどのようなことに取り組んでいらっしゃるのですか
まずは社員への周知や巻き込み、課題の抽出などを行いつつ、デジタル化から進めている状況です。しかし、最終的には、ここで実施した施策が上手く他のものにつながるようにしたいです。そうでないと、現場の混乱を招き、従業員体験を悪くしてしまうので、先を見据えて考えることが大切だと思っています。
―――どのような方におすすめの講座だと思われましたか
「人のために何かしたい」という人こそ、受講して欲しいと思いました。
もちろん「デジタルが好きだ」という方もいいですが、それよりも、「お客様のため、従業員のためになることをしたい!」という気持ちがある方が、DX推進に向いていると思います。デジタル苦手で…と思わず、ぜひ挑戦してもらいたいですね。