【LABコース卒業生インタビュー】
プログラミングで手に入れる、自分らしい働き方
—未経験からフリーランスエンジニアへの挑戦—
今回は、私自身も目指す「自分らしい働き方」をテーマに、それを実現しつつある卒業生の小玉 身師(シンジ)さんにお話を伺ってみました。
シンジさんはジーズアカデミー東京校のフルタイムLABコース第11期を卒業後、未経験からフリーランスのエンジニアとして転身。現在はお仕事の傍らLABコースのチューターを引き受けていただいており、周りから慕われ信頼される存在です。
個性的で熱い人が多いジーズアカデミー。そんな中で、冷静で飄々としたシンジさんの実態に迫ります!
1985年生まれ。東京工業大学修士修了後、メーカーに入社。プロセス技術開発者として製造現場のコスト改善や設備投資によるプロセス刷新等に従事後、企画職としてBCPや子会社の統廃合の検討・中期計画策定等を経験。2021年4月にICT技術への造詣を深めるためG’s ACADEMYに入学。現在はフリーランスエンジニアとして活動しながら起業準備中。LAB第11期卒。
早速ですが、シンジさんは現在どんなお仕事をされていますか?
フリーランスのエンジニアということでよろしいでしょうか。
そうですね、フリーランス… 個人事業主で登録しています。
今携わっているお仕事は
・ITツール・システム開発関係会社での業務委託
・LAB第11期の同期と起業に向けた企画開発
・ジーズアカデミーのチューター
・家業の手伝い
の4つですね。
一つの会社や仕事に捉われない、複業やパラレルワークのような新しい働き方ですよね。とても興味があります。
業務委託のお仕事を受けるようになったきっかけは何だったんですか?
前に業務委託で手伝っていたところの契約が終わって「無職になった」というツイートをしたんです。
そしたらある人から、「Vue.jsを書ける人を探してる人がいるんだけど…」と会社を紹介され、話を聞いてみようと面談を受けました。
気づけばお仕事が決まっていましたね。
スムーズに決まったのですね!
代表の方はG’s ACADEMYの先輩でもありますよね?
そうですね。
週末DEVコースの第14期を卒業され、2年前に起業された方です。
そこで、元々SEだった方とジーズの卒業生エンジニアと一緒に開発をしています。
並行して、シンジさんは同期の白石さんと一緒に起業を目指していますよね。
こちらのきっかけは何だったんですか?
カンカン(白石さんのこと。以下、カンカン)から誘われたんです。
確かDEPLOYフェーズの半ば頃だったかな。「一緒にやりませんか?できればその後も続けて」と言われ、「あーいいっすよー」って答えたんですよ。
軽い感じでしたね、始まりは。
へー!そんな気軽な感じだったんですか。
当時カンカンには「こんなサービスがやりたい」っていうアイデアがあったので、「じゃあそれを形にしましょうか」って。
「そのままそれで起業できたらいいですね」という感じで一緒にやることになりました。
ただ、「フルではやらないよ」ってことは元々伝えていましたね。
最初からフルではしないって決めていたんですか?
はい、自由に働きたかったので。
どうして自由に働きたいって思ったんですか?
前職では仕事柄、不合理なことが積み重なることが多く、仕事をする上でのストレスが多かったんです。
もちろん仕事はきちんとやるんですが、理不尽なストレスに縛られずに、もっと自由に働ければいいなと漠然と感じていました。
なるほど。それでフリーランスの道を選んだのですね!
そんな2つのお仕事とご実家のお手伝いの傍ら、LAB第13期生のチューターも引き受けていただきありがとうございます!
毎日どんなスケジュールでお仕事されているんですか?
朝8時に起きて朝食をとり、8時半から9時にお仕事を始めます。
お昼に30分程食事をして、お仕事を再開。
間で夕食をとってたまに休みつつ深夜まで続ける感じですね。
丸一日きっちり働いていらっしゃるんですね。
ちなみに、ジーズでチューターに入る日のスケジュールはどんな感じですか?
チューター業務がある日も、朝8時半から9時頃に仕事を始めます。
10時半から12時半までの講義の間チューターをして、30分程昼食をとってからはお仕事をしています。
14時から講義再開なのでチューターに戻り、17時半に講義が終わったらまたお仕事をするって感じです。
合間にもお仕事をしているんですね!
してます、してます。
初耳でした。忙しいんですねー!
業務委託では「週に大体これくらいの時間働いてね」っていう契約なので、その分はしっかり働いていますね。
それと、起業準備の方もコーディングするものがたくさんあるので、そっちも取り掛からねば…となると、一日のなかで仕事に割く時間はそれなりにあります。
まぁ、作りたいものを作るためには必要な時間ですよね。
それで、朝の3時くらいまでコーディングしたりしています。
ひぇ… 朝3時まで!自由とはいえ大変ですね?
まぁ… それがストレスになる人にとっては辛いかもしれませんね。
私は別にそれはストレスに感じないので平気です。
在宅で、疲れた時には好きなだけ休憩しながら自分のペースでやれるので。
シンジさんは技術力も知識も凄いと感じています。
そんな風にずっと向上し続けることのできるモチベーションやプログラミングの魅力はどこにあるんですか?
プログラミングのいいところは、行き詰まった時に手軽に調べることができるところです。
例えば私の前職だと、基本的にネット上に答えなんて転がってないんですよね。
論文を読むか、会社の中に溜まってるナレッジみたいなものを参考にするんですが、古い書庫に行って資料を掘り起こさなければいけないこともあるんです。そうして初めて過去の知見が得られるので、それを元に考察するんです。
なんだかとっても手間がかかるんですね…
プログラミングの場合、そんなことをしなくても過去の知見みたいなのってネットに転がってますよね。
答えらしきものがQiitaに載っていたりするじゃないですか。
はい、はい。
すごくいい世界だなって思います。 調べたら出てくるって超ありがたい!
確かに!超ありがたい!!
前職で、工場内での設備導入を検討していた時に、実際に現場に行くと図面にあるはずの設備がない!でも正常に動作してる!なんていうことがありました。
図面に記載されていない補修箇所があったりするんですよ。
だから、工事をするときは現場を歩きまわって1個1個配管を辿って…とやっていましたね。
わー!大変でしたね…
そんなことしなくてもネット上で確からしい答えやヒントが見つかることの多いプログラミングって素晴らしいですよね!
本当に素晴らしい!!
シンジさんが目指す働き方について教えてください。
今のような感じで続けていけたらいいなという感じですか?
そうですね。ストレスなく働いて生活できるんだったらそれがいいなって。
一番の夢はあれですね、totoBIGでも当たって6億円もらってより良い生活がしたいなー。
え!これまでのお話が台無しじゃないですか〜!
ははは
もしそうだったら、シンジさんの好きな読書をして暮らすんですか?
そうですね。
でもプログラミングもしてるんじゃないかと思いますね。
やはりGEEK!
シンジさんにとって、プログラミングはもはや日常なんでしょうね。
最後に、今お仕事や働き方について悩んだり迷ってる人へ声をかけるとしたら、どんな言葉をかけますか?
一歩踏み出してみたらいいですよ!っていうことですかね。
プログラミングを始めたいという意思を持ったのであれば、悩んでる間に始めた方が良い、と。その方が、やりたいことの実現に近づけると思います。
シンジさん、ありがとうございました!
肩の力を抜いて生きていくことを求めながらも胸の内に秘めたプログラミングに対する情熱を感じるインタビューでした。
皆さんも、自分らしく働くための武器を身につけるために、ジーズアカデミーで一緒に学んでみませんか?